格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

UFC on ESPN+98:第7試合・C.J.ベルガラ vs. ラマザン・テミロフ

フライ級。

ベルガラはUFC3勝3敗だが、3敗した試合はすべて体重オーバー。体重ハンデがありながら負けているとも言えるし、コンディション不良のため負けたとも言える。メインに登場する平良のUFC2戦目で対戦したが、三角で一本負け。ムエタイがバックボーンで、キャリアで一本勝ちはないストライカー。左オーバーハンドが武器。前回はカザフスタンのアスー・アルマバイエフに判定負けしたが、今回も同じ中央アジアのテミロフとの対戦に。33歳。

ウズベキスタンのテミロフはUFC初参戦。昨年RIZINに参戦し、征矢貴の代役で緊急出場した浜本“キャット”雄大を1RKO。仕切り直しで組まれた征矢戦も1RでKOし、今年は上位陣との対戦が期待されていたが、DWCSを経ずに、UFCとの直接契約が決まった。浜本・征矢戦では、荒っぽいが破壊力のあるパンチを武器にしているが、いずれも1Rで終わってしまったため、まだ底が見えない。27歳。

バックスピンキックを見せるテミロフ。ワンツー。ベルガラはガードをかかえて様子見。右オーバーハンドから左フック。大振りのフックを入れる。左フックがヒット。ベルガラ手は出ていないが詰めてきた。テミロフの左フックは空振り。またパンチで飛び込んだテミロフ。左がヒットしベルガラダウン!立ったが効いている。テミロフ追い打ちのパンチで攻める。なんとかガードを固めてしのごうとするベルガラだが、ケージを背負ったところに左ボディ。効いてしゃがみこんだところでレフェリー止めた!

テミロフ、UFCデビュー戦は1RKO勝ち。

RIZINでの2戦のように荒っぽいパンチをヒットさせてのKO勝ち。またも底を見せることなく終わった。より上のレベルの選手を相手にどこまでできるか。