格闘技徒然草

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UFC131:セミファイナル・グレゴール・ギレスピー vs. ヴィンチ・ピチェル

ライト級。

地元ニューヨークのギレスピー。ノーランカーだがMMA11戦・UFC4戦で全勝。来月パンクラスウェルター級王座決定戦に出場するグライコ・フランカには判定勝ちだったが、その後は3試合連続でフィニッシュしての勝利。NCAA・D-1で優勝経験のあるエリートレスラー。

ローカル時代は全試合KOでUFCと契約したピチェルだが、UFCではストライカー相手にテイクダウンで固める展開も多い。UFCデビュー戦ではルスタン・ハビロフのジャーマンでKOされたが、その後4連勝中。しかしオッズでは大差でギレスピーが優勢。

ギレスピーシングルレッグからダブルレッグに切り替えテイクダウン。背中を付けさせると足を束ねてパスしサイドに。亀になるピチェル。がぶりからバックを狙おうとしたがピチェル立つ。ギレスピーはパンチを打ち込むとまたタックルに。テイクダウン。またがぶった。ピチェル立ったが膝を入れるとギレスピーまたタックル。テイクダウン。インサイドからパウンド連打。肩固めを狙ったがピチェル防いだ。しかしマウントに。ガードに戻そうとしたピチェル、ギレスピーはまた立ったところにパンチを打ち込むとタックル。今度は倒せず。パンチで出たピチェルにタックルに入るが、重心が後ろにあり倒せない。しかしそこからドライブしてテイクダウン。倒されると亀になり立とうとするピチェル。ギレスピー今回もがぶりからアナコンダチョークに。しかしホーン。

1Rギレスピー。

2R。ギレスピーシングルレッグから簡単にテイクダウンすると瞬時にパス。ピチェルはいつものようにうつ伏せになりタックルを仕掛け、ギレスピーががぶる体制に。バックに回ったギレスピー。バックマウントからパウンド。尻を上げて前に落とそうとするピチェルだがギレスピー落ちない。しかし立たれてバックマウントを解除。まだバックに付いている。ピチェル亀に。ピチェル正対するが寝かされる。サイドを取ったギレスピー。自らハーフにすると肩固め狙い。これは外すピチェルだが、足がほぼ抜けてニアマウント。また肩固め。今度は外れずピチェルタップ!

終始攻められ、ピチェルの心が折れたか。下馬評通りだが圧勝。次はランカーか、プレリムで同じくUFC5連勝したティーマー弟と見たい。