格闘技徒然草

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UFC232:第10試合・イリル・ラティフィ vs. コーリー・アンダーソン

ライトヘビー級。ランキング5位ラティフィ、10位アンダーソン。

ライトヘビー級最小の173cmでずんぐりむっくり体型のラティフィ。メインに登場するグスタフソンの同門で、地元のスウェーデン大会で直前欠場したグスタフソンの代役としてUFCデビュー。前座~中堅で戦っていたが、前回OSPに飛び込んでパンチを効かせるとスタンディングギロチンで絞め落とし、タイトル挑戦圏内に。

ラティフィは7月にグローバーテイシェイラと対戦予定だったが、負傷欠場で代役として対戦したのがアンダーソン。元タイトル挑戦者のテイシェイラ相手に7度のテイクダウンを奪いフルマークの判定勝ち。レスリングがバックボーン(D-3)で、UFCでの9勝中7勝が判定勝ちという塩漬けファイター。

ラティフィのカーフキックでバランスを崩したアンダーソン。ワンツー。またカーフキック。アンダーソンもローを返すとプレッシャーを掛けて飛び膝。しかしラティフィかわしてシングルレッグに。片足でこらえたアンダーソン。離れる。ラティフィがパンチを打ち込みアンダーソンのマウスピースが飛ぶ。しかしまたプレスする。下がるラティフィ。アンダーソン左ハイからタックル。受け止めたラティフィ。離れ際に左フックがヒット。アンダーソンがまた出ていく。ラティフィが出てパンチを出すがヒットせず。ホーン。

1Rアンダーソン。

2R。アンダーソンまたプレスして左ミドル。ジャブも当たった。連打で出るがラティフィタックルに。ケージで耐えるアンダーソン。離れたラティフィだがまたタックル。止められる。口が開き気味のラティフィ。ボディを入れたアンダーソン。左ハイ。ラティフィ後退。疲れが見える。左ミドルを打ち込む。左ボディ。ラティフィ打たれるままだったがパンチ連打で出た。が、打ち終わるとまた後退。アンダーソンのラッシュをもらう。押し込んだアンダーソンを引き剥がし離れ際にパンチを入れたラティフィ。アンダーソンがパンチを打ち込んだところでホーン。

2Rアンダーソン。

3R。打撃戦で下がり気味のラティフィ。明らかにスタミナ切れ。アンダーソンも手数がそれほどない。前に出たところでラティフィがパンチを打ち込む。しかし遠い間合いからのパンチをもらい続ける。バックキックを見せたラティフィ。アンダーソンのワンツーがヒット。残り10秒で打ち合うラティフィ。「打ってこい」と挑発するがタイムアップ。

三者29-28でアンダーソン勝利。

1Rはラティフィに入ったか。