格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

ONE163:第5試合・アフメド・ムジタバ vs. アブラーオ・アモリム

ライト級。

打撃で出るアモリムにムジタバがタックルでテイクダウン。パウンドを落とすが、ムジタバ足関スイープで上に。バックを取らせず立つアモリム。ムジタバ組んでテイクダウン。ムジタバまた組んでテイクダウン狙い。ボディロックから振って倒した。ハーフ。アモリム下からキムラ狙い。外れたが、アモリム下から足関を狙う。頭を突っ込んできたムジタバ。アモリムはムジタバの足ごと絡んで三角クラッチ!極まるかどうかわからなかったが、がっちり入りムジタバタップ!

珍しい足ごと巻き込んだ三角絞め

ONE163:第2試合・ミレーナ・サクモト vs. ビアンカ・バジリオ

ストロー級サブミッショングラップリングマッチ10分1R。

バジリオは今年のムンジアル・ADCCを制した世界最高峰の選手。サクモトは柔術の黒帯日本王者だが、階級は2つ下。

タックルに行くサクモトだが切られた。潰して上になったバジリオ。バックマウント。チョーク。タップアウト。

体格差もあり、サクモト何もさせてもらえず。

ONE163:第1試合・キリル・ゴロベッツ vs. ブルーノ・プッチ

フェザー級

パンチを打ち込むプッチ。ゴロベッツもジャブを入れる。プッチタックル。切られた。プッチがボディに膝を入れて離れる。右を入れるゴロベッツ。ワンツーがヒット。プッチ見えてない。またタックルへ。四つでクラッチした。しかし入れ替えるゴロベッツ。ボディロックからテイクダウンを狙うプッチだが、ゴロベッツこらえる。離れた。ジャブを入れたゴロベッツ。ワンツーもヒット。右ボディから左フック。下がるプッチ。アッパーをもらった。ゴロベッツすべてのパンチがヒットしている。ゴング。

2R。ゴロベッツの右フックをもらったプッチ。カーフキックもヒット。タックルは切られる。ゴロベッツのパンチがまたヒット。パンチもらい放題。プッチタックル。ボディロック。ダブルレッグに切り替えたが倒せず引き剥がされた。ゴロベッツが右を打ち抜きダウン奪取!ハーフのプッチにパウンドラッシュ!もらっているプッチだが、レフェリーハーブ・ディーン止めない。ゴング。

3R。詰めたプッチがタックル。ボディロック。ゴロベッツケージで耐える。倒せる感じがない。ブレイク。またゴロベッツのパンチを貰いプッチゆっくりダウン!これで止めるかと思ったがハーブ・ディーンは止めない。下になり組み付いてガードを取るプッチ。下からの仕掛けを防ぎつつパウンド。残りわずかでゴロベッツ立ったがそこに膝。タイムアップ。

判定3-0でゴロベッツ勝利。

ONE PRIME VIDEO4:メインイベント・キャムラン・アバゾフ vs. クリスチャン・リー

ウェルター級タイトルマッチだったが、アバゾフが体重オーバーによりベルト剥奪。リーが勝った場合のみウェルター級王者に。5分5R。

岡見のONEデビュー戦で2RKOしたアバゾフ。ゼバスチャン・カゼスタムに勝利しウェルター級王座を獲得。ジェームス・ナカシマにも勝利して防衛を果たしたが、2月の前戦はミドル級に上げてライニアー・デ・リダーに挑戦したものの、テイクダウンから一方的に攻められ、3R肩固めで一本負け。体を大きくした影響か、今回は体重オーバーしてしまった。

最初はフェザー級だったリー。フェザー級ではマーティン・ニューウェインのタイトルに挑戦するも判定負け。青木戦でライト級に上げると、1R腕十字を極めかけられたがしのぎ、2Rに打撃をヒットさせてKO勝ちで王者に。昨年9月にオク・レユンにまさかの判定負けを喫したが、今年8月に2RKO勝ちでリベンジに成功。さらに階級を上げての2階級同時制覇に挑む。

アバゾフパンチで出る。ケージまで詰まったリーにパンチを打ち込む。リーも右を打ち込むがアバゾフ右ボディ。近い間合いでパンチの打ち合い。リータックルへ。四つに組んで両者がっぷり四つ。離れたアバゾフ。リータックル。ボディロックしテイクダウン!サイド。強引にマウントを狙ったが足で阻まれた。立ったアバゾフ。スタンドへ。リーのワンツーがヒット。効いてないとアピールするアバゾフだがジャブをもらった。リー間合いを詰めてパンチを入れたがアバゾフの右をもらいダウン!タックルでしのごうとするリーだが切って殴るアバゾフ。ダメージがあるリー。タックルを切られて殴られる。レフェリーハーブ・ディーン、安定の様子見。効いているリーにパンチを打ち込むアバゾフ。リータックルで凌ぐ。ケージに押し込むとテイクダウン!サイド。残り20秒でマウント!ゴング。

レフェリーがハーブ・ディーンでなければ止められていた。が、ラッシュで消耗したアバゾフも、ここから残り4Rを戦うのは厳しい。

2R。リーがジャブ、ワンツー。ケージに詰めてパンチ連打から組んだ。ボディロック。またテイクダウン。マウント。体を起こして肘。アバゾフケージを蹴って返すと立った。スタンドへ。しかし両者消耗している。が、リーはこの状態からの戦いを得意としている。アバゾフのボディがヒット。アバゾフタックル。ケージでこらえたリーが肘を入れた。ゴング。

両者バテバテだが、まだ3Rある。

3R。リーが左ミドルから右。スーパーマンパンチ。しかしもらっても出てくるアバゾフ。階級差か。肘を入れたリー。そこから組んでまたボディロック。2Rまでこのパターンで倒されていたが凌いだアバゾフ。リーダブルレッグ。ケージでこらえるアバゾフ。離れたリー。両者手数が少ないが、アバゾフも重いパンチを出していく。右を当てたリー。さらに左。残りわずかでアバゾフタックル。切ったリー。ゴング。

ユニファイドなら1R10-8アバゾフ、2R・3Rリーでイーブンになったところだが、トータルジャッジのONEルールなら1Rほぼフィニッシュしたアバゾフがまだリードしているか。

4R。ちょっとステップが戻ってきたリー。ワンツー。右がクリーンヒットしたが、それだけでは倒せない。リータックル。組めない。また飛び込むと今度はテンカオ。パンチで出るリー。右。リー手数が増えてきた。連打を入れる。ヒットしているが、ブロックしてしのぐアバゾフ。腹に前蹴り。カーフキック。効いたと見てカーフキック連打するリー。パンチを入れたリー。クリンチしようとしたアバゾフだがリーが膝を入れて引き剥がす。ケージに詰めてリー肘連打。リータックル!テイクダウン!マウント!肘連打!アバゾフ耐える。見ていたハーブ・ディーンだが止めた!

リー大逆転勝利で2階級同時制覇達成。レフェリーがハーブ・ディーンでなかったら1Rで終わっていたが。最後あそこまでバテているところで良くタックルに行けた。

ONE PRIME VIDEO4:第7試合・ビビアーノ・フェルナンデス vs. マーク・ステファン・ロマン

バンタム級だったが両者体重オーバーによりキャッチウェイトに。ビビアーノ3位、ロマン5位。

ビビアーノ42歳。ジョン・リネカーに敗れてタイトルを陥落して以来の試合。

チーム・ラカイのロマンはラカイらしいストライカー。

ミドル・パンチで出ていくロマン。ビビアーノのタックルを受け止めて引き剥がす。どんどん出てパンチ・ミドルを入れるロマン。前蹴り。右ハイ。どんどん蹴りを入れていくロマン。ロマンが逆にタックル。テイクダウン。ビビアーノ立ち上がるとロマンは離れる。ビビアーノも打撃を返す。タックルへ。しかしケージ際で入れ替えたロマン。逆にテイクダウンを狙っていく。ビビアーノまた入れ替えてテイクダウンを狙うがロマンこらえる。ダブルレッグに切り替えたがクラッチできない。ロマンの左がヒット。ゴング。

2R。ロマンの蹴りをキャッチして倒したビビアーノ。ロマンがすぐ立つとそこにパンチ連打を入れた。ロマン離れる。ビビアーノまたタックル。ケージ際でこらえたロマンが逆に入れ替える。テイクダウンを狙ったロマンだが、ビビアーノが背中を捕らえて倒れ込みシングルバック!しかしロマン反転して上を取り返した。インサイドからパウンド連打。ビビアーノ三角。しかし立ち上がって腕を引き抜いたロマン。足をさばいてバックに回る。背中に乗ってチョークを狙うが足のロックが外れ立たれた。しかしまたロマンがテイクダウン。インサイドからパウンドのラッシュ!ビビアーノ消耗している。肘。ガードからパウンド。インサイドから肘・鉄槌。ビビアーノ三角を狙ったが防いだロマン。残りわずかで立ったロマン。そのままゴング。

3R。ロマンタックル。倒しかけたが離れて切ったビビアーノ。詰めていくビビアーノだが、ロマン前蹴り。また前蹴りが腹にヒット。タックルへ。ビビアーノ切れずにスタンドバックを取られる。投げたロマン。座った体勢のビビアーノ。足のフックは許さず立ったが、また投げられ倒される。ロマンバックからパウンド。ガードに切り替えたビビアーノだが、インサイドから殴っていくロマン。休まない。大きなダメージはないが攻め続ける。ビビアーノ凌ぐので精一杯。ロマンが止まらず打ち続けタイムアップ。

判定3-0でロマンが元王者ビビアーノに完勝。

Bellator288:メインイベント・ワジム・ネムコフ vs. コーリー・アンダーソン

ライトヘビー級タイトルマッチ5分5R。

4月のライトヘビー級GP決勝で対戦し、バッティングによるノーコンテストになった試合の再戦。前回は後半アンダーソンがテイクダウンで攻勢になったところでのノーコンテストだった。

カーフを蹴るネムコフ。ジャブの連打。ワンツー。アンダーソンシングルレッグに抱えたがすぐ放した。アンダーソンのジャブに右を返したネムコフ。アンダーソンシングルレッグ。足を肩の上に抱えて倒しに行く。ボディロックに切り替えてテイクダウン。しかしすぐスクランブルで立ったネムコフ。近い間合いでパンチの打ち合い。再戦シングルレッグを見せるアンダーソン。ネムコフが出たところにクリンチアッパー。もらってネムコフ距離を取る。ネムコフのバックスピンキックがヒットしアンダーソンダウン!そこにネムコフが飛び込んで蹴りを放つ。頭部に入れば反則だったがアンダーソンタックルに入りヒットせず。ゴング。

1Rネムコフ。

2R。パンチを入れるネムコフ。アンダーソンパンチから組みに行くが、ネムコフ引き剥がした。アンダーソンタックル。受け止めたネムコフ。またタックルに入ったアンダーソン。ネムコフは腕でブロックしてクラッチを許さない。離れた。アンダーソンのパンチに打ち返すネムコフ。ゴング。

2Rネムコフ。

3R。アンダーソンが打撃から組みに行くがしっかりと組ませないネムコフ。アンダーソンパンチで出るが、タックルは切られる。しかしアンダーソン手数が増えてきた。ネムコフは手数が減った。ゴング。

3Rは微妙だが、ややアンダーソンか。ビッグ・ジョンのジャッジはネムコフに。

4R。タックルのフェイントに反応したネムコフにパンチを打ち込みそのまま組んだアンダーソン。ネムコフ引き剥がし離す。アンダーソンまたシングルレッグのフェイントからパンチ。ネムコフカーフキック。マウスピースを吐き出したネムコフ。しかしまたカーフキックがヒットし、アンダーソンの足が流れる。パンチで間合いを詰めてタックルへ。ケージに押し込んだアンダーソンだが、ネムコフ入れ替えて離れる。カーフキック。ゴング。

4Rも微妙。

5R。前に出てくるアンダーソンにネムコフがジャブの連打。アンダーソンタックル。切ったネムコフ。ネムコフのバックスピンキックにアンダーソンが右を合わせる。アンダーソンがネムコフの足を捕らえてダブルアンダーフックでケージに押し込む。背中でクラッチしたが、ネムコフカンヌキで凌いで引き剥がした。ネムコフが逆にタックルに入るが切られた。残り1分。アンダーソン手が出ない。まさか勝っている計算か。ネムコフも出ない。お互い見合いが続きタイムアップ。

48-47、49-46×2の3-0でネムコフが王座防衛&ライトヘビー級GP優勝。

Bellator288:セミファイナル・パトリッキー・フレイレ vs. ウスマン・ヌルマゴメドフ

ライト級タイトルマッチ5分5R。

パトリッキーはRIZINライト級GP決勝でムサエフに敗れた後、コロナ明けの初戦となるピーター・クイリー戦で2Rドクターストップ負け。ダイレクトリマッチでは、弟のパトリシオが返上したベルトの王座決定戦となり、1RKOでキャリア初のタイトル獲得。7月にシドニーアウトロー相手に初防衛戦予定だったが、負傷欠場していて今回にスライド。

ウスマンはハビブのいとこで、24歳で15戦全勝。Bellatorでも4連勝中で、初戦判定になった以降は1Rフィニッシュ勝利。

蹴りを入れていくウスマン。リーチに劣るパトリッキーは間合いに入ることが出来ない。前蹴り、関節蹴りを入れる。パンチを一発はなったパトリッキーだが、3分経過時点でヒットは2発のみ。ウスマンが蹴りを入れる展開が続く。蹴りの打ち終わりにパンチを狙ったが、なおもウスマンが関節蹴りを入れ続ける。出られないパトリッキー。ゴング。

1Rウスマン。パトリッキー1Rは何も出来ず。

2R。ウスマンのローにワンツーを放ったパトリッキー。ヒットはせず。ウスマン左ハイ。ウスマンパンチからタックル!虚をつかれてテイクダウンを許したパトリッキー。ハーフ。押さえ込みながらパウンド・肘で削るウスマン。上半身を起こそうとしたところで、腕をすくわれて寝かせられる。背中越しに腕を捕らえてパウンドを打ち込むウスマン。首に腕を巻いたウスマンだがそから肘。マウント!肘連打!ラッシュ!ゴング。

2Rウスマン。あと5秒あったら止められていた。10-8あってもおかしくない。

3R。パトリッキー手を出し始めたが、蹴りをキャッチしたウスマンがタックルへ。受け止めたパトリッキー。離れる。また蹴りを入れるウスマン。前には出ているが、間合いには入れない。ウスマンサイドキック。ウスマンも手数が多いわけではないが、それ以上にパトリッキーの手が出ない。会場はブーイング。ウスマン組み付いてテイクダウンを狙ったが倒せず。ゴング。

3Rウスマン。これで判定勝ちはほぼなくなったパトリッキー。

4R。ウスマンタックル。シングルレッグ。しかし足を抜いて切り離れる。また出ていけないパトリッキー。腹にサイドキックをもらう。ウスマンのワンツーがヒット。ミドル、ハイ、関節蹴り。間合いを詰めたパトリッキー。パンチを出したが浅い。ウスマンの蹴りのフェイントで下がる。ゴング。

4Rウスマン。

5R。距離を詰めてパンチを入れたパトリッキー。ようやく覚悟が決まったか。ウスマンジャブを出しながら距離を取る。パンチからタックル!テイクダウン。ガードを取るパトリッキー。肘を打ち込むウスマン。パトリッキーカット。下からホールディングするだけのパトリッキー、レフェリーにブレイクをアピールするが、適度に手を出しているウスマン。パトリッキー背中を向けて立ったが、ウスマン放さず投げるとすぐバックマウント。反転したパトリッキーだがマウントに。肘連打。押さえ込むウスマン。しかし残り50秒でパトリッキーが反転して上に。すぐに下から蹴って立ち上がったウスマン。パトリッキーKOするしかないが距離を取られる。残り5秒で勝利アピールするウスマンにパンチで飛び込んだパトリッキーだがタイムアップ。

50-45、50-44×2の3-0でウスマン勝利。

パトリッキー王座防衛ならず。ほぼ何もできないまま敗戦。

ライト級のベルトはUFC・Bellatorともにチーム・ヌルマゴメドフの元に。

Bellator288:メインカード第3試合・ダニエル・ヴェイケル vs. ティムール・シズリエフ

フェザー級。ヴェイケル7位。Bellator初参戦のシズリエフは27歳で11戦全勝。

パンチで出るヴェイケル。シズリエフもパンチを返すがやや雑。拮抗した打撃戦が続く。残り1分でシズリエフタックル。ヴェイケルはスプロールすると側転して回避。ジャブの連打から右を打ち込むシズリエフ。ゴング。

2R。手数を出していくシズリエフ。ヴェイケルの右がヒット。アッパーを入れたシズリエフ。ヴェイケルの蹴りをキャッチしたシズリエフがテイクダウン。ガードに入りパウンドを入れたシズリエフだが、自ら立ち上がる。寝ているヴェイケルの足を蹴るシズリエフ。上下で蹴り合い。レフェリー見ていたがブレイク。スタンドの手数で勝るシズリエフ。ヴェイケルの飛び膝をバックステップでかわしてパンチを入れる。ゴング。

3R。打撃戦からヴェイケルタックルへ。ケージ際でボディロックから投げてテイクダウン。すかさずバックマウントを狙いハーフバックに。前に落ちる。腕十字に切り替えたヴェイケル。しかしシズリエフ外して立った。ジャブを打ちながら距離を取るシズリエフ。詰めていくヴェイケルだが、前に出るところにパンチを貰う。ヴェイケル飛び膝。一瞬シズリエフの動きが止まったかに見えたが、なおもジャブを入れていくシズリエフ。タイムアップ。

1R次第。

29-28、30-27×2の3-0でシズリエフ勝利。

2者は3Rも打撃の手数でシズリエフに入れている。

メインカードは3試合連続でランカーをノーランカーが下す。

ONE PRIME VIDEO4:第3試合・ルスラン・エミベック・ウフール vs. イシ・フィティケフ

ウェルター級。

去年、フェザーで中原由貴と対戦したウフール。次の試合でライトに上げ、先月の試合ではウェルターに。

ケージに押し込むフィティケフ。パンチを入れたが離れる。ワンツーを入れた。プレスしてケージを背負わせるフィティケフ。ウフールもジャブを返した。ステップインしてジャブ。入ってくるところに右を合わせたフィティケフ。ゴング。

2R。パンチ連打で出たフィティケフ。そのままケージに押し込んだが、ウフールが入れ替えて逆に押し込む。引き剥がしたフィティケフ。スタンドで見合いが続く。右を入れたウフール。両者単発だが交互に打撃を入れ合う。ゴング。

3R。ワンツーを入れたウフール。ジャブ。フィティケフの飛び込みにタックルを合わせたウフール。テイクダウンしバックに。フィティケフが立ち上がりスタンドバック。離れ際にバックブローを放ったが空振り。残り1分半。フィティケフのローにウフールまたタックル。尻餅をつかせる。背中を見せて立つフィティケフ。スタンドバック。ケージ際で正対したフィティケフ。離れたが時間がない。出ていけないフィティケフ。見合ったままタイムアップ。

判定2-1でウフール勝利。

Bellator288:メインカード第2試合・タイレル・フォーチュン vs. ダニエル・ジェームズ

ヘビー級。5位フォーチュン、ジェームズはランク外。

レスリングエリートのフォーチュンは上位陣ではミトリオンに1RKO勝ちしているが、リントン・ヴァッセルとティモシー・ジョンソンには敗れている。

13勝6敗のジェームズはBellator初参戦。

蹴りでバランスを崩したフォーチュンにパンチ連打を入れたジェームズ。フォーチュン四つに組んで凌ぐが、ジェームズの膝がローブローになりタイムストップ。フォーチュンシングルレッグ。ドライブしてダブルレッグでテイクダウン。ケージを使って立とうとするジェームズだが、座った体勢でフォーチュンが立たせず殴る。背中を向けて立とうとしたジェームズにチョーク。バックマウントで体を伸ばして絞めるが、やや浅いか。残り20秒でジェームズ反転してパウンド連打。強いパウンドを落とすが腕でブロックして耐えるフォーチュン。ゴング。

最後にピンチに陥ったが、1Rフォーチュン。

2R。フォーチュンの大振りのパンチをかわしたジェームズがアッパー!顎に入ってフォーチュンダウン!パウンド連打!フォーチュンシングルレッグに入ろうとするが、ジェームズ今度は肘連打。打たれ続けてKO!

ランキング5位を初参戦選手が下す。

Bellator288:メインカード第1試合・ローマン・ファラルド vs. レヴァン・チョケリ

ウェルター級。

ランキング10位ファラルド。ここまで8戦全勝。ジョージアのチョケリはBellator1勝2敗。

パンチで出たファラルド。連打を入れるがチョケリタックルに。ボディロックしスタンドバック。ケージをつかんだファラルドだが、尻もちをつかせる。バックに回りチョークを狙うが、足がフックできず前に落ちる。なおもブルドックチョークの体勢だったが外れた。正対し膝を入れ離れるファラルド。近い間合いでパンチの打ち合い。チョケリも打ち返していて左がヒット。しかし下がる。タックルに入ったが、受け止めたファラルドが払腰で投げると即マウント。ハイマウントから肘。回転し背中を見せたチョケリだが、すぐに逆に回転して上に。パウンド。鉄槌。ニーシールドで防ぎながら下から殴るファラルド。チョケリハーフにするとまた肘。強烈なパウンドを入れるとファラルド亀に。背中を付けさせてサイドで押さえ込んだチョケリ。ゴング。

1Rチョケリ。

2R。パンチで詰めてくるファラルド。下がりながらタックルに入ったファラルドだが切られた。また出るファラルド。チョケリシングルレッグからケージに押し込み膝。強引に払腰を狙ったファラルドだが、こらえたチョケリが後方に切り替えしてテイクダウン。パスしてサイド。背中に回ってハーフバックからチョークを狙うが、真後ろに着かせず立ち上がったファラルド。引き剥がし打撃で出るファラルド。チョケリタックルへ。ケージに押し込みテイクダウン狙い。シングルレッグに切り替えたがファラルドケージで耐える。チョケリ自ら離れた。ファラルド出ていく。パンチがヒットしチョケリダウン気味に腰が落ちる。タックルでごまかすチョケリ。ブラウン肘を入れるファラルド。脇を差して立とうとしたチョケリだが、押し倒して上になったファラルド。マウント!肘連打。ゴング。

2Rファラルド。が、ファラルドのケージつかみで1点減点。1Rは微妙だが、もし落としていたら、3Rを取っても勝ちはない。

3R。出てくるファラルド。チョケリ下がりながらパンチを返す。チョケリがタックルに入るが、払腰で投げをうってこらえたファラルド。離れる。チョケリのタックルはスローで切られる。ジャブ、左ハイ、右と入れるチョケリ。なおもパンチを入れて出るファラルドだが、チョケリダブルレッグ!切れずにテイクダウンを許したファラルド。両者疲れている。チョケリが上からコツコツパウンドを入れていく。立ち上がり強いパウンド連打を落としたチョケリ。ハーフにして押さえ込む。ファラルド抜け出す体力がない。そのままタイムアップ。

三者29-27でチョケリ勝利。ランカーを下す。

ファラルドはMMAを初黒星。テイクダウンされてからの穴を突かれた。