格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★大物柔道家がK-1転身

昨年9月の柔道世界選手権(大阪)81キロ級代表で、2001年9月に韓国から帰化した秋山成勲(よしひろ、28)が、今月中旬に所属先の平成管財を退社し、格闘界へ転向することが29日、濃厚となった。全日本柔道連盟全柔連)へも強化指定選手の辞退届を提出。かねてからプロ格闘技、特にK―1に興味を持っている。秋山は世界レベルの大会でのメダル獲得はないが、実力は世界トップクラス。吉田秀彦(34)=吉田道場=に続き大物柔道家のプロ格闘家デビューとなりそうだ。

世間的な知名度はそれほどでもないが、実績は間違いなく一流。体格的にも、ホドリゴの相手に丁度いいだろう。
しかし、柔道での実績がどの程度総合で通用するか疑問。一昨日、トップ柔道家だった高森がウォーターマンになすすべなく負けているし(まあ、ウォーターマンに勝てる日本人なんていないだろうけど)。高森はグラバカで練習していても、体が小さい選手に簡単に関節を取られ、「道衣なしの寝技は全く別物」と言っている。柔道の技術はそのままで総合に使えるものはないと思う。
現在の総合トップの中にも柔道出身の選手はいるし、けっしてデメリットではない。身体能力は間違いなく一流だろうし。ただ、「吉田があれだけ出来たのだから、他の柔道家も同じくらい出来る」という理屈は成り立たないと思うが。