格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★PRIDE GP予想

結果よりも内容主体で。

中村和裕vsムリーロ・ブスタマンチ

年齢差13歳、ウェイトも本来は1階級違う。実力的にはブスタマンチが上だと思うが、パワーで上回る中村がテイクダウンを奪いグラウンドで上をキープして判定勝ちという展開もあり得る。それでも6:4でブスタマンチ有利と思うが、あえて中村判定勝ちを予想。

アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラvsセルゲイ・ハリトーノフ

相変わらずスタンドレスリングに難がありすぎるノゲイラはグラウンドで下になってしまうだろう。下からの極めに関しては、すでに研究されていて通用しなくなっている。としたら勝敗はパウンドで攻めるハリトーノフのものだろう。
ただ、ノゲイラも当然ヒョードル戦の対策は練ってきてるだろうし、パウンド対策も考えてきているのではという気もする。それでもヒョードルには勝てないだろうけど、ハリトーノフくらいに、全く為す術もなくやられるというのではあまりに芸がない。予想はハリトーノフの判定勝ちだが、ノゲイラがアメージングな攻めで一本勝ちするのを希望。

エメリヤーエンコ・ヒョードルvs小川直也

やっぱり最注目のカードではあるけど、ヒョードルの負けが思い浮かばない。ヒョードルにウィークポイントがあるとしたら、テイクダウンの攻防だが、仮に小川がテイクダウンできたとしても、そこから先フィニッシュがない。ヒョードルがスタンドの圧力で圧倒、パウンドでボコボコにして完勝するのではないか。
小川が勝てるようなら、ノゲイラにもハリトーノフにも勝って優勝するだろうけど。

ケビン・ランデルマンvsロン・ウォーターマン

同種格闘技戦というか、同じタイプのスタンド同士の対戦。二人ともテイクダウンして押さえ込むタイプ。レスリングではパワーと体格でウォーターマンが上だと思うが、スタミナ面に不安がある。フィニッシュまでは行けず、グダグダの試合になってウォーターマンの判定勝ちか。

ミルコ・クロコップvsエメリヤーエンコ・アレキサンダー

序盤、アレキサンダーが前に詰めてテイクダウンできて、一気にパウンドでKOできるかどうか。前回当たりからパンチが兄の撃ち方に似てきているが、兄ほどの威力はないので、序盤で決めるのは難しいだろう。長期戦になれば一撃必殺の武器を持つミルコ有利。スタンドの打撃でサンドバックにするか。

ヴァンダレイ・シウバvs近藤有己

近藤が勝つにはスタンドの打撃で完全に上回ること。スタンドで負けるようなら勝つ要素がないし、五分だとしても、打撃で圧力をかけながらのテイクダウンが得意なシウバのペースになる。近藤が1Rを乗り切れるなら、シウバの打撃のプレッシャーに勝てたと言うことだし、スタミナで上回る近藤のペースになっていることだろう。長期戦なら近藤ペース。シウバも今までにない一面を見せてくるような気がする。それが強い部分か弱い部分かはわからないが。
シウバの打撃は荒いと言われるけど、近藤が完全に上とも言いきれないし、読めない。結果については願望抜きで語ることが難しいのでパス。

トーナメント決勝

ヒョードルvs小川の勝者がそのまま優勝。つまりヒョードルノゲイラハリトーノフなら、ノゲイラに期待。ハリトーノフは戦い方や能力がヒョードルとかぶっていてしかも全部及ばないので、たとえノゲイラより強かったとしてもヒョードルには勝てない。ノゲイラハリトーノフを完封できるならヒョードル戦にも期待できるのだが。