６日、都内ホテルで「Ｋ−１ ＷＯＲＬＤ ＭＡＸ ２００４〜世界王者対抗戦〜」の全カードが発表され、０４年ＭＡＸ世界王者のブアカーオ・ポー・プラムックと武田幸三の対戦が正式決定した。武田は５日の新日本キックの興行で２５針を縫う裂傷を負ったが「ブアカーオ戦を見たいという期待の声に応えたい。ブアカーはトップ選手だが倒せない相手ではない。前蹴りとミドルをいかにさばくが重要。対ムエタイで１０年やっている経験を見せたい」と抱負を語った。
ブアカーオの相手にかつてのムエタイ王者・武田というのは確かに期待されていたが、最近は対人相手に連敗中。しかも昨日TKO負けしてるのに組まれるというのはやっぱり釈然としないし、安全面でもどうなのか。まあ、K-1はヒジ無しだから、同じように切られて負けると言うことはないだろう。
それ以外では、元気がK-1ルールでボクシング・インターコンチネンタル王者と、山本“ＫＩＤ”徳郁はナラントンガラグと総合戦と、相変わらず宝の持ち腐れなカードを組んでいるものの、他のカードはコヒvsクラウスなど、色物抜きのレベルの高い試合が期待できるものが多い。その分、サプライズはなく、メンバーの固定化→マンネリに陥りそうなのが、不安と言えば不安。
