▼PRIDE GP 2005 開幕戦
ヴァンダレイ・シウバ(シュート・ボクセ)
VS
吉田秀彦(吉田道場)
(中略)
また、クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン、ダン・ヘンダーソン選手の出場も決定した。
一回戦でのシウバvs吉田はないと思っていたので意外。しかし、吉田は前回の対戦からホイス戦(負けに等しい引き分け)、ハントのデビュー戦(一本勝ち)、ガードナーのデビュー戦(判定負け)で、シウバに再挑戦するだけの実績を上げてきているとは言えない。吉田>ハント>シウバという三段論法を成立させられないこともないが・・・。実力的に変わっているようには見えず、リベンジの期待は出来ない。それより、吉田と他のミドル級トップ陣との対戦が見たかった。今までミドル級ではシウバ以外の強豪とはやっていないので。ここで負けてしまえば、それは見られなくなってしまうし。まだ全選手の出場が決まってないうちにシウバvs吉田だけが決まってしまうのも釈然としないものがある。
スポナビによると、「残りの6名のうち5名は3月中に発表される予定で、最後の1名は「PRIDE武士道−其の六−」(4月3日・横浜アリーナ)で行われる「ラストワントーナメント」により決定することになっている」だそうで、こうなると残り5名中2名がBTTになるのはやはり微妙か?最後の選手がフィリォになる可能性もあるのだし。出場選手に残るかどうか、今一番気になっているのがアローナ。まあ、個人的には出られなかったとしてもあまり残念には思わないが。
ジャクソンとダンヘンの参戦は順当。田村に関しては「選手寿命も大事なので、怪我をおしてまで無理をすることはない」とトーンダウンした発言もあり、見送りが濃厚か。そうなると逆に出てきそうな気もしてしまうが、ケガ云々以前にやはり田村には桜庭とやる気がないと思う。そうなると桜庭の相手がいない。金魚枠をギリギリ一枠用意できるかどうか。FILA枠として、「レスリングの強豪」という名の総合素人を連れて来るという手もあるが。ここで桜庭がリスキーな外国人との対戦を選んだら、一気に評価が変わりそうなのだが・・・。