格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★kamipro PRIDE速報号

GP関連以外だが、印象に残った情報を。
■リデルvsシウバはやはり消滅?
kamiproでも実現には否定的な論調。しかし、根拠としてあげられているのはネットにも出ているダナの「日本人と交渉するのは難しい」などの発言のみ。榊原社長は交渉を続けていくつもりと言っているし。でもkamiproが書くんだから、やっぱり交渉は難航しているんだろうな・・・と思われることも想定済みなんだろうが。
追記:GAME AND MMAさんより

UFCのダナ社長が今度は、シウバがミルコに負けたから、リデル対シウバ戦は実現しないと語っています。何としても自分が原因とは認めたくないようです・・・。
http://blogs.chron.com/fighting/2006/09/liddellsilva_on_the_shelf_for.html

ダナは「アスレチックコミッションは90日のサスペンドを宣告するだろう」と言っているが、どうなのか。たしかにシウバのKOシーンを見たら、安全面で出場停止を宣告するのは妥当だと思うが。
シウバKO負けの試合がPPVで全米中継されているわけだし、UFCサイドとしては消極的になる理由が増えて当然ではあるが。リデル以外と対戦という選択肢は、お互い無いのだろうか。次期挑戦者のティトやグリフィンは除くとしても、ババルあたりと。PRIDEにとってはリスクは増すかもしれないが、PPV数十万件の宣伝効果を考えたらメリットの方が大きいはず。しかしそれ以前にUFCとPRIDEの交流自体が怪しくなっているのか。
■タイソン参戦について
タイソン参戦についてのkamiproハンドでのアンケートが載っていたが、賛成65%、反対35%だった。しかし、賛成意見を読んでも、純粋にタイソンに期待するものは少なく、「知名度はあるから宣伝になっていいのでは」とか「まずタイソンで名前を売って、それから純格闘技路線に戻していけばいい」というようなオトナの意見が多かった。4月のGP開幕戦の時、オフィシャルのBBSで吉田vs西島を期待する声が大きいということがマスコミで報じられていたが、これも「吉田vs西島」と書いた人のほとんどは「期待」ではなく「予想」していただけ。今後の展開などを読んで、組まれそうだと思って書いていただけで、純粋に吉田vs西島が見たいと思った人はほとんどいないだろう。リング上のタイソンに期待している人は10%もいないのでは。
バタービーンは「タイソンvsヒョードルのボクシングマッチでもヒョードルは勝つだろうけど、ロシア人のヒョードルではPPVの件数は取れない」と発言。まあこれはその後の「だからタイソンと自分の試合を組めばいいよ(笑)」という発言の枕詞みたいなものだが。
榊原社長インタビューではタイソンは総合に興味を示しているが、今から練習しても間に合わないということで、ボクシングルールでの起用を想定しているらしい。ボクシングルールでヒョードル・ミルコ・シウバ、吉田・藤田とやったら面白いんじゃないかと。それって、ロートルの元ボクシング世界王者vs素人のボクシングマッチっていうだけで、総合のリングでやる意味があるのだろうか。確かにタイソンに総合をやらすよりはこの方が面白いが。吉田とボクシングルールで、という発言は吉田に聞かせてやりたい。