格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★武士道予想

<ライト級ワンマッチ>
前田吉朗(日本/パンクラス稲垣組)
ジョー・ピアソン(アメリカ/ミレティッチMA)

1年以上前に第1試合で秒殺負けした選手が、今さらこのレベルの選手相手にお披露目マッチをする意味はあるのか。せめて65kg契約ならいいのだが。吉朗は体重を増やすなんてことも言っていたが、だったらまずDEEPの70kg級とかパンクラスの69kg級でトップになってから出るのが筋。DEEPで日沖とやる方がはるかに盛り上がるし有意義だと思う。武士道だと日本人対決はあまり組まれないし。吉朗KO勝ち。これで負けたらあまりにも虚しすぎる。

<ワンマッチ>
ムリーロ・ブスタマンチ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム
ユン・ドンシク(韓国/高田道場

若さと身体能力で勝るドンシクを一番売り出せるカード。ここまでしてドンシクを売り出す必要性があるのかは疑問だが。韓国大会とかを睨んでいるのか。ブスの衰え度がわからないが、番狂わせでドンシク判定勝ちと見る。

<ワンマッチ>
帯谷信弘(日本/総合格闘技木口道場チームラスカル)
ルイス・ブスカペ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム

前回は相手がメレンデスで不運だった帯谷。今回は地位的には中堅だが実力者のブスカペが相手。圧勝しないと観客を納得させられないので、あまり美味しくないカード。帯谷が普通の判定勝ち。

<ライト級ワンマッチ>
石田光洋(日本/T−BLOOD)
デビッド・ビエルクヘーデン(スウェーデンブラジリアン・トップチーム

現階級から10kg近く落とすビエルクヘーデンがどれだけ動けるか。スタミナも厳しいだろうし、石田は動きまくってお得意の判定勝ちに持ち込めそう・・・というかなってしまいそう。一本とるのは難しいレベルの相手だし。帯谷と同じく美味しくない。それならいっそ帯谷vs石田にしたらいいのに。石田判定勝ち。

<ワンマッチ>
美濃輪育久(日本/フリー)
マイク・バートン(アメリカ)

美濃輪は引退するまでずっと今の芸風のままなのかが気になる。美濃輪がヒールで一本。

ウェルター級ワンマッチ>
菊田早苗(日本/GRABAKA)
ジョン・フランソワ・レノグ(フランス/フリー)

ナチュラルウェイトでやればおそらく菊田がすぐテイクダウンして一本を取れるかもしれないが、果たして菊田のコンディションはどうなのか。力が入らなくてテイクダウンするも逃げられ、序盤で一本を取れなかったら判定まで逃げられるだろう。菊田判定勝ち。

<ワンマッチ>
青木真也(日本/パラエストラ東京)
ギルバート・メレンデス(アメリカ/ジェイク・シールズ・ファイティング・チーム)

メインがGP決勝で、セミがライト級タイトルマッチだとしたら、その前くらいに組んでもらいたいカード。まだ試合順は発表されていないが、この試合が前半に組まれたらちょっと気の毒だ。勝った方が次に武士道レギュラー選手と次期挑戦者決定戦をやるという流れになりそう。どっちが勝っても次も勝って五味との対戦が実現しそうだが、メレンデスが負けた場合、当分チャンスが回ってこなそうなので、メレンデスに頑張ってもらいたい。青木は負けてもすぐまたチャンスがもらえそうだし。カードとしては五味vs青木の方が見たいけど。それはそれとして、予想は青木の一本勝ち。

<PRIDEウェルター級グランプリ2006リザーブマッチ
ケガール・ムサシ(オランダ/レッドデビルインターナショナルジュロージン)
ヘクター・ロンバートキューバ/吉田道場)

どっちも勢いはすごいけどまだキャリア不足で荒削りな選手。噛み合ったら面白くなりそう。打撃で上回るムサシがKO勝ち。

<PRIDEライト級タイトルマッチ>
[王者]五味隆典(日本/久我山ラスカルジム)
[挑戦者]マーカス・アウレリオ(ブラジル/アメリカン・トップチーム

五味が自分のジムを拠点に変えてどれだけ影響があるかだけ気になるが、あったとしてもこんな短期間で急激に落ちるということはないだろう。モチベーションも戻ってきているはず。問題なく五味が勝つ。あとはしぶといアウレリオをKOできるかどうか。パウンドKOで五味勝利。

<PRIDEウェルター級グランプリ2006 準決勝>
三崎和雄(日本/GRABAKA)
パウロ・フィリオ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム

準決勝進出者が全員パンクラス参戦者であるウェルター級GP。雑誌とかに出ると必ず「日本人決勝対決が期待される」と煽られているが、実際は三崎・郷野が勝つ可能性はそれぞれ10%くらい、つまり日本人決勝対決は1%くらいの確率しかないのでは。フィリオは三崎・郷野のような一発KOする力がない選手は怖くないだろう。逆にカーンはのらりくらりとかわす相手はやりにくいはず。三崎が貧乏くじを引いた格好だが、フィリオも打撃には不安が残るので、そこが付け入る隙になるか。難しそうだが。2Rじゃスタミナも切れないだろうし、フィリオが堅く押さえ込み勝ち。

<PRIDEウェルター級グランプリ2006 準決勝>
郷野聡寛(日本/GRABAKA)
デニス・カーン(韓国/アメリカン・トップチーム

郷野のディフェンステクがカーンの猛攻にも通用するかどうか。カーンにとってはやりにくい相手かもしれないが、ニンジャやスロエフを圧倒した勢いを見たら郷野でも耐え切れなそうだ。郷野が完璧にディフェンスした上でカウンターを入れてKO勝ちという可能性も、なくはないと思うが、やはり夢か。カーンKO勝ち。郷野のダンスも半ば義務化してきたし、今回を最後にしたほうがいいだろう。続けていってクオリティを上げたとしても元気みたいに空気になるだけだし。

PRIDEウェルター級グランプリ2006 決勝

フィリオvsカーンで。一回戦でちょっと見えたフィリオの打撃に対する対応のまずさと、フルタイム戦った分のスタミナ消費でカーンが圧倒して勝つと思う。カーンも郷野に苦戦するようならフィリオ判定。郷野が勝ち上がって来てもフィリオ判定。
青木vsメレンデスとフィリオvsカーンで「あら、いいですね〜」の波が押し寄せてくるので、多少の長さは気にならないであろう。