格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★K-1横浜大会

シュルトvsハント

イベントではメインだがテレビではオープニング。ハントの体はちょっとたるんで見える。放送枠が短くなったけど、国歌吹奏はきっちり入れるのか。シュルトもちょっと緩め?
一方的。ハントは5年もブランクがあるんだから当然といえば当然だが、シュルトが規格外過ぎただけで、他の選手とやったらまだわからない。シュルト対策は全く出来てなかった。ほとんどシュルトの距離だったし。
テレビのメインは武蔵vs澤屋敷なのかな?

バダ・ハリvsレイ・セフォー

これも一方的。セフォーは最近にしては動きが良かった気もしたが、問題にならなかった。ハリがシュルトのライバルになるくらい成長しないとK-1は盛り上がってこない。

藤本祐介vsエヴェルトン・テイシェイラ

体は凄いテイシェイラ。いやが上にも期待は高まる。
ローは強烈だけど、まだグローブのトレーニングは2ヶ月程度ということで、武器を活かせていない。パンチのガードもまだまだ。2Rカットか。藤本ちょっと警戒しすぎ。判定0-0でドロー。延長へ。延長カットで再延長。ダメージが蓄積していたか、藤本が3ダウンを喫してTKO。
デビュー戦でいきなりアジアGP王者を破ったが、幻想が増す内容ではなかった。しばらくは楽なマッチメークで育てた方がいい。

クラウベ・フェイトーザvsアンドレ・ロバーツ

過去、パンクラスに定期参戦していたロバーツが時を経てK-1参戦。日本語ペラペラなんだ。SBスパッツ。
1Rカットで2R開始の時点で既にロバーツグロッキー。ブラジリアンキックでKO負け。キックルールでは初黒星。日本人相手には強さを見せつけてきたロバーツだが、体の線も細いし、K-1で戦うにはまだまだだったか。

武蔵vs澤屋敷純一

堂々としてる武蔵。格下を相手にするような余裕を見せている。澤屋敷はひるまず前に出ていく。2R、武蔵の左ハイで事実上勝負あった。どっちが勝ってもK-1的にはOKなマッチメークだったが、結果は「武蔵復活」に。武蔵はここ2,3年で一番気合いが入っていた。アジアGPでの金的棄権以来KO勝ちも続いているし、燃え尽きる寸前のロウソクのごとく最後のひと花を咲かせるのか?ただ世界レベルではもう通用しないだろうし、日本人も早く世代交代しないと苦しいだろう。
個々の試合はわりと良かったが、5試合だけ(それもカット含む)ではやはり物足りない。
全試合結果→http://www.k-1.co.jp/database/20080413rslt.html
前田慶次郎マイティ・モーを破る大金星。チームドラゴンは凄いな。