格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★デニス・カーンvsアラン・ベルチャー

パンチでの撃ち合いから、カーンが飛び込んで両足タックル。きれいに決まってテイクダウン成功。片足を抜くとベルチャーは亀に。バックにつこうとするカーンだが、ガードに戻すベルチャー。足で突き放してスタンドに戻す。カーンのワンツーがヒット。スタンドではベルチャーが前に出ていくが、カーンはまたタックルでテイクダウン成功。がぶりからスピニングチョークの体勢で1回ローリングし、サイドについたカーン。アームバーを仕掛けるが決まらず。サイドで押さえ込んだまま終了。
1Rはスタンド・グラウンドともにカーンが優勢。やや息が荒いのが気になる。
前に出てプレッシャーをかけていくベルチャー。そのまま金網まで押し込んで組み付く。差し合い。倒せず離れる。カーンの鋭い右ストレートがベルチャーの顔面をかすめる。遠い距離からまたカーンがダブルレッグ。簡単にテイクダウン。ガードからパウンドを落とすがヒットせず。一本足を超えてハーフに。両足は抜かせないベルチャー。攻め手がなくなりブレイクがかけられる。カーン、ちょっとスタミナがきついか?スタンドで距離を取るカーン。またタックルに入るが、さすがに読まれていた。ベルチャーがカウンターのフロントチョーク。がっちり決まってカーンタップ。
なじみがない選手だからか、きれいに一本を取ったというのにダブリンの観客からは小さい歓声しか起こらず。
中盤まで優勢だったカーンだが、同じタックルのパターンを読まれてしまった。スタンドでも打ち負けていなかっただけに、もっと打撃で勝負しても良かったのでは。すっかり輝きを失ってしまったカーン・・・。