格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★マウリシオ・“ショーグン“・フアvsマーク・コールマン

胸の肉がかなり落ちているコールマン。絞ったと言うよりやつれたという印象が・・・。
首相撲からの膝を狙ったショーグンだが、コールマンがタックルでテイクダウン。パウンドを落とす。ショーグンは亀から膝十字狙い。抜けてスタンドへ。また首相撲からの膝に合わせてタックルに入るコールマン。倒しきれずショーグンが上に。またスタンドへ。ショーグンの強烈なミドル。右フックが顔面を捕らえ、コールマンorz。一瞬レフェリーが止めるかと思われたが続行。スタンドでショーグンのパンチが入るが、なんとかホーンまで凌ぐ。
2R。ガス欠なのかダメージなのか、スローになっているコールマン。ショーグンのローをカット出来ずにもらう。なんとかタックルに成功するが、ショーグンに立たれる。ショーグンは金網際で首相撲。膝、そして肘。離れる。コールマン、すでにグロッキー。パンチも手打ちになってる。ショーグンも疲れたか?動きが鈍い。組み付いて首相撲からの膝。バランスを崩して倒れるが、下から蹴り離して立ち上がる。ショーグンのパンチがバシバシ入る。コールマン、なんとかテイクダウン。ショーグンはガードからオモプラッタ。腕を固めながら顔面にパウンドを入れていく。ホーン。
ふらふらの両者。ショーグンが首相撲から膝。タックルに行くコールマン。肘を入れながら堪えていたショーグンだが倒される。パウンド・肘を入れるコールマン。ハーフマウント。なんとか足に絡みつき、ヒールに行くショーグン。抜いてバックにつくコールマン。パウンドを打つが力がない。立ち上がり、立ち膝のコールマンに首相撲からの膝を入れるショーグンだが、レフェリーから反則と言われる。顔面には当たってないと主張するショーグン。確かに肩口あたりにヒットしているように見える。ルールはちゃんと頭に入っている模様。残り1分。両者スローモーションな殴り合い。ショーグンの右フックがテンプルあたりを捕らえ、動きが止まったコールマン。ショーグンのラッシュ。アッパーがヒットし、崩れ落ちるコールマン。残り30秒だったが、レフェリーが止め、ショーグンが死闘を制した。
UFC初勝利を飾ったショーグンだが、完全復活にはほど遠い内容。久しぶりの試合でスタミナ切れも早かったか。テイクダウンを取られすぎていたのも気になった。スタンド・グラウンドで肘をスムーズに使っていたのは良かった。
会場人気は断然コールマンだったが、やはり年齢的な衰えが感じられた。まあガス欠は全盛期からだが。むしろスタミナが切れているのに、良く食らいついていった。次はもうちょっと楽な相手か、同じレジェンド選手との対戦を組んでやって欲しい。UFCでは難しいかもしれないが。