右ハイを放った際にバランスを崩して転んだダンヘンだが、倒れた瞬間に素晴らしいスピードでタックルに切り替え、テイクダウン成功。ハーフからパンチ・肘を落とす。亀から立ち上がろうとするリッチのバックについてパウンドを打ちながらコントロールするダンヘン。金網に寄りかかりながらなんとか立ち上がったフランクリンは離れて打撃戦へ。リッチの左ミドルに対し、ダンヘンは組み付くとクリンチアッパー。リッチの左フックがダンヘンの顔面を捕らえる。打撃戦のまま1R終了。ほぼ五分だが、テイクダウンしてパウンドで攻めたダンヘンのラウンドか？リッチは額を２ヶ所カットしている。偶然のバッティングで切れた模様。
2R。中盤まで打撃戦だったが、ダンヘンが組み付いてテイクダウン成功。リッチはガードに。パス狙い。肘を落とすダンヘン。残り１０秒でパウンドラッシュ。このラウンドもダンヘンか。ただし差はあまりないので、逆についている可能性も。
打撃戦から、ダンヘンは足をかけてテイクダウンを奪う。金網に押しつけるとパスを狙っていく。しかしリッチが立ち上がり上を取り返す。パウンド。亀から立ち上がったダンヘン。リッチは金網に押しつけながら膝を入れる。離れた。ヒット＆アウェイでパンチを入れていくリッチ。ダンヘン、やや守勢に。残り１分。リッチの打撃が入る。ダンヘンがハイでバランスを崩して尻餅をついたところにパンチ。立ち上がるダンヘン。パンチの撃ち合いの中、ダンヘンの指がリッチの目に入りタイムストップ。インターバルが取られる。再開。残り３０秒。ダンヘンは逃げ切りモードで下がる。ホーン。両者手を挙げてアピール。3Rはリッチだが、ほぼ互角の1,2Rをジャッジがどう見るか・・・。
判定2-1でダンヘン。30-27でリッチに入れていたジャッジもいたが。会場からややブーイングも。しかし各ラウンドをデジタルに見たら、ダンヘン勝利が妥当だろう。今日のダンヘンは元気バージョンだった。最後まで動きが落ちなかった。
