格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC95速報

ジョシュ・コスチェックvsパウロ・チアゴ
柔術王者と紹介されるチアゴ。スタンドでプレッシャーをかけるコスに対して下がるのみ。打撃は出来ない子なのかな、と思っていたら、カウンターの右アッパー→左フックでコスダウン!チアゴは追い打ちをかけなかったが、倒れ方を見てレフェリーが止めた。意外な結末。
デミアン・マイアvsチェール・ソネン
支え釣り込み足できれいに投げたマイアは即マウント奪取。そこから流れるように三角絞めへ。がっちり入ってソネンタップ。いつものチョークではなかったが、これで5連続一本勝ち。ソネンはUFCデビューを飾れず。
ジュニオール・ドス・サントスvsステファン・シュトゥルーフ
前回、ヴェウドゥムをKOしているサントス。シュトゥルーフは長身。サントスが軽快にパンチを打ち込んでいく。びびって下がるシュトゥルーフ。ラッシュの中で右フックがヒットして膝をつくシュトゥルーフ。立ち上がったが、さらに右がヒットしてダウン。レフェリーが止めた。シュトゥルーフはどんな選手かわからないまま敗退。
ネイサン・マーコートvsウィルソン・ゴヘイア
ゴヘイアの所属は減量に関しては定評のあるATT。ゴヘイアも元はヘビー級。ミドルまで落としてきたが、前回は減量に失敗して契約ウェイトになっている。
スタンドではゴヘイア優勢。マーコートはサークリングして距離を取る。何度かゴヘイアのパンチが入り、距離を取って逃れるマーコート。残り1分でタックルに入るマーコートだが、ゴヘイアはカウンターのギロチン。かなり深く入ったかに見えたが、なんとか首を抜くことに成功。そこから肘・パウンドを落とす。ゴヘイアが蹴り離してスクート。ホーン。1Rはゴヘイア。
後がないマーコートは金網際で態勢を入れ替えるとパンチで撃ち合いに挑んでいく。ゴヘイアの右がヒットして、ぐらつくマーコートマーコートは距離を詰めてきたゴヘイアをかわすと、バックに回ってチョークへ。なんとかガードに戻すゴヘイアだが、マーコートは上から肘を落とす。立ち上がるゴヘイアにギロチン。抜けた。スタンドでマーコートの右がヒット。さらに膝を入れる。2Rはマーコートが取った。
まだまだ危険なパンチを打っていくゴヘイア。しかしマーコートは、ゴヘイアがスタンドで後ろを見せた隙にすかさず組み付く。膝を入れながらテイクダウン狙い。倒せずに離れる。前に出てくるゴヘイア。マーコートが飛び膝をヒットさせるとゴヘイア後退。さらにハイキックからバックブロー、パンチのラッシュへとつなげる。うずくまったゴヘイアを見てレフェリーが止めた。
拮抗した試合だったが、マーコートがKO勝ち。マイアといい、ミドル級も挑戦者候補が増えてきた。岡見もすんなり挑戦とはいかないだろう。
テリー・エティムvsブライアン・コッブ
ライト級。コッブはケージフォースのライト級トーナメントに出場して、一回戦で光岡と対戦し一本負けしている選手。
地元イギリスのエティムが打撃で上回る。ロー・ハイと蹴りまくり。コッブはタックルで逃れる。インサイドガードからボディパンチを連打するが、ブレイクがかかる。パンチで飛び込みながら組み付いたコッブを、エティムがサバ折りテイクダウン。マウントを取られかける。なんとか脱出。ホーン。
右ローから左ハイがクリーンヒットし、コッブダウン。エティムが追い打ちをかけたところでレフェリーが止めた。
エティムはこれでUFC戦績3勝2敗と勝ち越し。
ダン・ハーディvsローリー・マルカム
IFL→アドレナリンを経てUFCに参戦したマルカムは、前回は7月のアフリ妨害大会でKOオブ・ザ・ナイトを受賞。対するハーディは、言うまでもなくケージフォース出身ファイターで、前回バーミンガム大会では郷野に判定勝ち。ともに26歳。
前に詰めていくマルカムだが、ハーディはカウンターの左フックをテンプルにヒットさせダウンを奪う。パウンドを入れるとすかさずレフェリーが止めた。ハーディが地元でセミ抜擢の期待に応えた。
ペル・エクルンドvsエバン・ダナン
エクストリーム・クートゥア所属のダナンはMMA7戦7勝。対するエクルンドはスウェーデンの選手で、2006年に修斗に参戦して、川尻に1RKO負けしている。二人ともUFCデビュー戦。
ダナンが左ストレートを顔面にヒットさせてKO。今日はKO・一本が続いている。KOオブ・ザ・ナイトを選ぶのが大変そうだ。
ジョー・スティーブンソンvsディエゴ・サンチェス
TUFのシーズン1王者サンチェスvsシーズン2王者スティーブンソン。
身長では上回るサンチェスだっが、体は細い。1Rはスティーブンソンが一度タックルに行っただけで、ほぼボクシングで終わる。ややディエゴか?
打撃戦からタックルを切ったディエゴがバックに回ろうとする。スティーブンソンは水車落としのように持ち上げて脱出。金網際で必殺のギロチンに捕らえるが、ディエゴは足を抱えて持ち上げ、投げて脱出。またパンチの撃ち合い。前に出ていくスティーブンソン、カウンターを狙うディエゴ。ほぼ五分。このラウンドも微妙。ややディエゴかもしれない。
3Rも互角のボクシングが続く。一度ディエゴがタックルを仕掛けるが失敗。残り1分。片足タックルに捕らえようとしたディエゴだが、切られてバックに回られる。引きはがして脱出。前に出ていくスティーブンソンに対し、ディエゴは後退。ポイントで勝っていると見て逃げきりか?スティーブンソンは「打ってこい!」とアピール。それに応えるように、残り10秒で足を止めて打ち合いに応じるディエゴ。ホーン。両者勝利をアピール。
3-0でディエゴ勝利。妥当な判定だが、積極的に攻めるスティーブンソンを支持した観客も多かったか、ブーイングも飛んだ。
ポール・ケリーvsトロイ・マンダロニズ
地元ケリーが判定勝ち。
最後に流れた2試合は微妙だったが、一本、KOが多く面白かった。
てっきり終わりかと思ったら、さらに1試合追加。結局全試合中継か。
マイク・シエスノレビッチvsネイル・グローブ
なんとヘビー級で足関の取り合いに。シエスノレビッチが内回しヒールでタップアウト。青木・北岡の活躍で、アメリカでも足関研究が進んでいるのだろうか。