格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC95

1月のアイルランド大会に続き、早くも今年2回目となるインターナショナルイベント。日本時間では明日朝5時開始。WOWOWは深夜12時より。
カードはこちら。
http://news.livedoor.com/article/detail/4028521/
メインは“ダディ”スティーブンソンと、ライト級転向初戦となるディエゴ・サンチェス。サンチェス記念すべきTUF1のミドル級ウィナーで、決勝戦では次期ライト級挑戦者としてBJペンとの対戦するケニー・フロリアンを破っている。その後も連勝を重ねたが、なかなかタイトル挑戦の機会が得られず、コスチェック、ジョン・フィッチに連敗し、ベルトが遠のいた。「神の階級」であるウェルターでも世界トップ5に入る強豪。相手のアメリカ版北岡ことスティーブンソンは、強豪ではあるがBJペンとケンフロに完敗している。ライト級でもベストの動きが出来ればサンチェスの勝ちは固いところ。
セミにはUFC2戦目のダン・ハーディが大抜擢。UFCデビュー戦で郷野を破っているが、まあご当地選手とのことでの抜擢だろう。相手の空手ファイター・ローリー・マルカムもUFC2戦目。
ミドル級ではトップ選手の試合が2試合。アンデウソンに挑戦するターレス・レイチをほとんど圧倒していたが反則で自滅した元KOP・ネイサン・マーコートがウィルソン・ゴヘイアと対戦。ゴヘイアはライトヘビーからミドルに落として2連勝中。
もう1試合は、長年アンデウソンに次いで「世界2位」の座に付けていたパウロ・フィリォをWECで破ったチェール・シェノン(ソネン)がUFC初登場。ただし、フィリォ戦はあまりにも消極的で、フィリォの状態も悪かったため、Sherdogにおけるランキングでは現在9位。そして10位が対戦相手のデミアン・マイアUFC参戦以来、4連続チョークによる一本勝ちを続けている、アメリカ版はだか十段。
ウェルター級トップ選手のジョシュ・コスチェックも参戦。相手はUFCデビュー戦のパウロ・チアゴ。10戦無敗・一本勝ち率7割で、ジャングルファイトで実績を積んだ、イズマイウからの刺客だ。
セミを除けばトップ選手が多く出ているが、やや華がないカード編成。前座ではファブリシオ・ヴェウドゥムを解雇に追い込んだジュニオール・ドス・サントスの試合も。