格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★WEC48展望

ASTRAと同日に開催されるWEC48初のPPVイベント。日本でもオフィシャルのPPV中継で視聴可能だが、PPVイベントということで料金がUFCと同額(約2500円)に値上げになったのが残念。
PPVは日曜午前11時より。それに先立ち、午前10時から前座マッチ2試合がオフィシャル(http://www.ufcjapan.jp/movies/index.php)で無料中継される。どの試合が中継されるのかは不明だが、メインカード前の2試合になるなら、“コリアンゾンビ”ジョン・チャンソンのWECデビュー戦も視聴可能になる。相手は高谷を破ったこともあるレオナルド・ガルシア。
水垣は第2試合でハニ・ヤヒーラとタイトル挑戦経験者同士の対戦。1勝2敗で前回負けている水垣にとっては負けたらリリースもされかねない。相手は厳しいが負けられない。
メインではタイトルマッチが2試合。ライト級タイトルマッチはベンヘンことベン・ヘンダーソンとドナルド・セラーニの再戦。暫定王者決定戦で対戦した前回は、微妙な判定でベンヘンが勝利。ベンヘンはSherdogのランキングでライト級10位に入っているが、UFCライト級ではどれくらいできるんだろうか。以前、ウェルター級王者のカーロス・コンディットもランキング上位だったが、UFCに行ったら通用しなかった。誰か日本人でWECライト級に参戦してくれたら面白いのだが。
メインは65kg級世界最強・P4Pでも上位にランクインしているのジョゼ・アルドとWECのエース・ユライア・フェイバー。フェイバーはマイク・ブラウンには1戦目パンチでKO負け。2戦目は判定負けだが、序盤に拳を骨折してしまったアクシデントもあったため、まだ底は見せていない。しかしフェイバーが失速している間にアルドがあっという間にWEC王者になってしまった。パンクラスでは昇侍をテイクダウンから塩漬けにしたアルドだが、WECでは全試合打撃でのKO勝ち。同門のマルロン・サンドロと同じく、黒帯柔術家なのに強烈なストライカーになっている。フェイバーもさすがに打撃では分が悪いか?
25日午前10時より速報します。