格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC127予想と展望

1年ぶりのオーストラリア大会。今年も去年同様チケットはあっという間にソールドアウトした。
カードはこちら。

ウェルター級/5分3R>
BJ・ペン(米国)
ジョン・フィッチ(米国)

<ミドル級/5分3R>
マイケル・ビスピン(英国)
ホルヘ・リベラ(米国)

<ライト級/5分3R>
ジョージ・ソティロポロス(豪州)
デニス・シバー(ドイツ)

ウェルター級/5分3R>
ブライアン・エバーソール(米国)
クリス・ライトル(米国)

<ミドル級/5分3R>
クリス・カモージー(米国)
カイル・ノーク(豪州)

<ライト級/5分3R>
ロス・ピアソン(英国)
スペンシャー・フィッシャー(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
アレクサンダー・グスタフソン(スウェーデン
ジェームス・テフナ(豪州)

<ミドル級/5分3R>
ニック・リング(米国)
福田力(日本)

<ライトヘビー級/5分3R>
アンソニー・ペロッシュ(豪州)
トム・ブラケッジ(英国)

フェザー級/5分3R>
ジェイソン・ラインハート(米国)
ヂャン・ティェカン(中国)

<ヘビー級/5分3R>
マーク・ハントニュージーランド
クリス・トゥクシャー(米国)

<ライト級/5分3R>
カート・ワーバートン(英国)
マチェイ・ユトゥスコ(ポーランド

海外ファイター(米国以外)の選手が非常に多い。全24選手中15人(ちなみにUFC126では22選手中7人)。インターナショナルイベントのお約束で、ご当地ファイターも多い。メインカードに登場するエバーソールも、アメリカ人だがオーストラリア在住。去年、緊急代打出場でミルコと戦ったアンソニー・ペロッシュとジェームス・テフナは昨年のオーストラリア大会以来の出場。マーク・ハントも含めて、実質ご当地限定キャラか。
これがUFCデビュー戦の福田は、岡見同様外国人に負けないフィジカルを持っているので期待できる。ただ、北米の選手との対戦経験が少ないのがやや気にかかるが。ニック・リングはTUF11ではチーム・パニッシュメントの1位指名選手。トーナメントでは優勝者コート・マッギーに勝っている(怪我で次の試合を棄権)。まだ無敗で実力の底は見せていないが、本当にUFCレベルで戦えるかどうかは未知数でもある。期待も込めて福田の判定勝ちで。
クリス・ライトルはプロキャリアをパンクラスでスタートしている、純粋な日本育ちファイター。勝ったり負けたりでギリギリ生き残っている崖っぷちファイターのイメージがあったが、いつの間にか4連勝中。今回はカーロス・コンディットとのパンクラス経験者対決だったが、コンディットの欠場でエバーソールになった。コンディット戦は勝てばタイトル戦線昇格の意味合いがあったかもしれないが、今さらタイトル挑戦でもないだろう。末永く中堅の道を極めてほしい。
セミはビスピンvsリベラ。リベラは3連勝中での抜擢だが、さすがにビスピンの相手は厳しいのでは。ビスピンKO勝ち。
メインはBJペンvsジョン・フィッチ。ペンが正式にウェルター級転向を決意したため、次期挑戦者決定戦的試合に。ライト級で数々のミラクルを起こしてきたペンだが、ウェルター級ではどうか。GSPや1・2回目のヒューズ戦では互角に渡り合ってきたが、それからもう5年も経っている。最強塩漬けファイター・フィッチ相手には、ペンも漬けられてしまうのでは。フィッチ判定勝ち。
明日午前10時から速報します。午前10時からFacebookでティエカンvsラインハート・ペロッシュvsブラケッジ。午前11時からufc.tvでの無料中継で福田vsニック・リング・グスタフソンvsテフナ・ピアソンvsフィッシャー。PPVスタートは正午から。