特に発表等なく再開。
パンチで出ていくカブラル。桜庭は大晦日ほどには細さを感じない。前に出てパンチを打ち込んでいくが、カブラルの左をもらってぐらつく。カブラルがダブルレッグでテイクダウン。マウントへ。抜けて立ちあがった桜庭だが、まだ効いているか。それでもパンチを打っていく桜庭。組み付いたカブラル。カブラルが四つから内掛けでテイクダウン。パスを狙うカブラル。桜庭亀に。殴っていくカブラル。仰向けになる桜庭。ハーフ。サイドについた。パウンドを落としていくカブラル。桜庭防戦一方。残り30秒。ガードに戻した。カブラルが鉄槌を落とす。ゴング。
桜庭はパンチのダメージは抜けたようだが、グラウンドでは一方的にポジションを取られてパウンドをもらっている。カブラルのパンチはそれほどシャープではないが……。
桜庭のタックルはスピードがなく簡単にかわされる。打撃戦に応じる桜庭だが、カブラルの右が顔面に入る。組み付いたカブラルが外掛けでテイクダウン。桜庭、膝のふんばりが効かないのだろうか。簡単に倒されてしまった。グラウンドになると一方的。パンチを逃げるのがしいっぱい。カブラル肩固め。桜庭タップ。
桜庭、全てにおいて完敗。キャリア9戦の相手だったが、もはやスペイン在住の選手でも、MMAの基本的なテクニックは身につけている。満身創痍の桜庭が通用する時代ではなくなってしまった。特に、簡単にテイクダウンを奪われたのがショックだった。桜庭はこれでトップ戦線からは退かせた方がいいだろう。
