格闘技徒然草

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★UFC141:ダニー・カスティーリョvsアンソニー・ンジョグアーニ

ライト級。元WECファイター同士の対戦。カスティーリョはUFC転出後は2勝1敗。アンソニーは1勝1敗。前戦は二人とも勝利している。
ストライカーのアンソニーが積極的に打撃を出していくが、カスティーリョはタックルから組み付くとバックを奪う。尻に膝を入れるカスティーリョ。テイクダウン成功。両足をロックしてマウントの体勢だが、まだ上半身は寝かせていない。立ちあがったアンソニーだが、まだバックを取られたまま。持ち上げて投げてテイクダウンを狙うカスティーリョ。バックに回ってチョーク。アンソニーはすぐに反転して上を取る。ギロチン!しかし持ち上げてまたテイクダウンしたカスティーリョ。バックからパンチ。立ち上がって離れたアンソニー。ホーン。1Rはカスティーリョ。
自分の庭のスタンドでは軽快に攻めるアンソニー。カスティーリョの反応して切る。組み付いて投げを狙ったカスティーリョだが失敗。タックルを受け止めたアンソニームエタイクリンチから膝の連打。さらに肘。カスティーリョが入ってくる所に左フックがヒット!膝が落ちるカスティーリョ。さらに首相撲から膝を打ち込むが、カスティーリョはテイクダウンして凌ぐ。アンソニーのガード。クロスで耐えるのみ。カスティーリョはこつこつパウンド。スイープで跳ね上げて立ち上がったアンソニー。離さずになおもテイクダウンを狙うカスティーリョ。ホーン。2Rはパンチでぐらつかせたアンソニーのラウンド。
勝負の第3ラウンド。カスティーリョが組み付いて金網まで押し込み、サバ折りテイクダウン。金網に上半身を寄りかからせて寝かされるのは防いでいるアンソニー。立ち上がるが、腰のグリップを離さずそのままバックを取るカスティーリョ。アンソニーは前転して足関狙いの奇襲。失敗したが離れて立つことに成功。パンチ・蹴りを入れるが、またキャッチされてカスティーリョがテイクダウン。立ち上がったアンソニーだがまだバックを取られている。残り1分。ヒジを入れて離れた。残り30秒。両者決定的なポイントが欲しい。パンチで出ていき飛び膝を入れるアンソニー。タイムアップ。
3R、特にダメージは与えていなかったが、何度もテイクダウンを取ったカスティーリョのラウンドか。しかしジャッジによってはアンソニーの可能性も。
ジャッジ割れた。29-28、28-29、29-28の2-1でカスティーリョ勝利。ブーイング混じりの歓声が飛ぶが、まあどっちとも取れる内容だった。