格闘技徒然草

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★UFC on FX8:第6試合・パウロ・チアゴ vs. マイケル・プラゼレス

ウェルター級。
コスチェックを秒殺KOし衝撃デビューを飾ったパウロ・チアゴだが、ここ5戦は1勝4敗。特に前回のキム・ドンヒョン戦ではテイクダウンされて何もできず敗れたので、リリースまであるかと思ったが、首の皮一枚つながった。当初はランス・ベノイとの対戦だったが、負傷欠場により新顔のマイケル・リカルド・ドス・プラゼレスに。ブラジルローカルで16戦無敗だが、実力は未知数。
体の厚みがあるプラゼレス。打撃も重そう。打撃系かと思いきや組み付いてテイクダウン狙い。スタンドで組み勝ち倒しに行くが潰され下に。瞬時に立ち上がりリカバリー。クラッチは離さずまたテイクダウン狙い。金網膠着でマリオブレイク。プラゼレス強烈な左ミドル。初参戦とは思えないくらい落ち着いている。また組み付くとダブルアンダーフック。テイクダウンを狙うが金網膠着。ホーン。
1Rはプラゼレス。四つ組みは強いがテイクダウンは出来ておらず、グラウンドの実力はまだわからない。
2R。チアゴがテンカオからのパンチをヒットさせダウンを奪う!すかさず上になるチアゴ。ハーフ。起き上がったプラゼレスだが、ダメージがあるのかチアゴに投げられる。また立った。そして逆にテイクダウン。チアゴは亀になり立ち上がると逆にテイクダウン狙い。しかし最終的にテイクダウンしたのはプラゼレス。金網を背にしたチアゴに対し細かいパンチを入れる。がぶるプラゼレスだが、首を外して上を取り返したチアゴ。ハーフから細かいパウンド。ホーン。
このラウンドはチアゴ。しかし両者手数が少ない。
3R。パンチの打ち合いから距離が詰まると四つ組みの攻防に。また離れるとプラゼレスはパンチからタックルへ。金網で凌ぐチアゴ。膠着ブレイク。パンチで攻め込むプラゼレス。また見合いが増える。残り1分で組み合うと金網に押し付けたプラゼレス。チアゴが外掛けテイクダウン。このテイクダウンは大きい。ハーフからマウントへ。亀になったプラゼレス。仰向けに戻るが今度はサイド。アームバーを狙うがホーン。
最後の攻防が勝敗を分けたか?
判定三者29-28でチアゴ勝利。
プラゼレスは初出場の割りに良くやったのかもしれないがもっと積極性が欲しかった。