格闘技徒然草

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★UFC164:第10試合・チャド・メンデス vs. クレイ・グイダ

フェザー級
メイナード戦のアウトボクシングを経て、前回の日沖戦ではテイクダウンからの押さえ込みによる地味目な勝利でフェザー級デビューを飾ったグイダ。髪を振り乱しつつ打ち合う姿は過去のものなのか、状況によって切り替えるようになったのか。
不動のランキング1位・チャド・メンデスは、王座挑戦失敗以降は格下との対戦が続いたが、3試合続けて1Rで下し格の違いを見せている。もっと評価されていい選手。
グイダ、以前のようにはげしくステップを踏んでパンチを打ち込んでいく。メンデスは前足にアウトロー。グイダタックル。切ったメンデスがギロチン!金網を蹴って動いて外すグイダ。メンデス外して離れる。今度はメンデスのタックル。切ったグイダ。しかし今度は胴タックルでテイクダウン。残り1分。ガードから動けないグイダ。がぶりからバックを狙うメンデスだがグイダが立ち上がったところでホーン。
1Rはメンデス。
2R。ステップを踏みつつ出て行くグイダ。グイダの飛び膝の足が股間に入りタイムストップ。再開。パンチからタックルに切り替えたグイダ。いいタイミングだったがメンデスは切るとバックに回る。離れて立つ。今度はメンデスのタックルを切る。またグイダタックル。切る。今度はまたメンデス。タックルで足をすくいバランスを崩し、すかさずバックに回るメンデス。がぶりになり、ボディに膝を入れて離れる。スタンド。グイダまたプレッシャーをかけていく。タックルの取り合いから上を取ったのはやはりメンデス。パンチを入れるが離れる。スタンドでパンチを入れるメンデス。ホーン。
2Rもテイクダウンの差でメンデス。
3R。すぐにパンチで出て行ったグイダだが、カウンターをもらってダウン!メンデスバックに回るがパウンドに切り替え。グイダが立ち上がったところに右フックでまたダウンを奪う。パウンド連打。レフェリーストップ!
レスリングで圧倒し手詰まりにさせた上で、最後はしっかりKO。今までは格下でKOして当然の相手だったが、グイダレベルのトップ選手をKOして本格的に進化したことを証明した。何もなければフェザー級はメンデスの再挑戦が妥当だろう。