格闘技徒然草

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★UFC164:メインイベント・ベンソン・ヘンダーソン vs. アンソニー・ペティス

ライト級タイトルマッチ5分5R。
UFC参戦以来、7戦全てが判定勝ちのベンヘン。計29ラウンド145分を戦い抜いてきた。1試合平均20:43はUFC歴代1位。
一方、同じタイミングでUFCに参戦したペティスは4試合で3勝1敗。トータルで8ラウンド33分56秒。ここ2試合は1RKO勝ち。
ベンヘンもWEC時代は5勝中4試合が一本・KO勝ちで決して判定が多い選手ではなかったが、UFC参戦以降は厳しい相手との対戦が多いこともあり、接戦が続いてる。
地元ミルウォーキーのペティスが圧倒的ホーム。王者にはブーイング。ベンヘン、今日はちょっと細身に見える。
間合いを詰めてきたベンヘン。タックルに来たベンヘンにパンチの弾幕を張ったペティスだがベンヘンはシングルレッグへ。金網を使って耐えるペティス。外して離れた。ベンヘン、パンチからまたタックル。また倒せず。押し込みながら打撃を入れて離れる。ペティスのパンチがヒットしたがまた押し込むベンヘン。押し込んでつま先でアキレス腱あたりを蹴るベンヘン。また離れる。ペティス右ミドル。右ハイは空振り。右ミドル連打。顔をゆがめるベンヘン。カポエイラキックを見せたペティスだが受け止めて上になるベンヘン。ペティスガードから腕十字!持ち上げて抜こうとするが抜けない。裏十字の体勢で極める!タップ!ベンヘン、またも敗れる!新王者誕生。
ベンヘンは腕が使えず口頭でギブアップした模様。
インタビュー前、弟のセルジオに水を持ってこさせるペティス。紆余曲折を経てのUFC王座獲得。インタビューでジョゼ・アルドを挑発。フェザー級で一度は対戦が決まっていたカードだが、ライト級に上げてきての挑戦を要求しているのだろうか。