格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★ONE FC11:総評

注目だったフェザー級の青木はライト級時代とは別人のような動きで判定まで持ち込まれる。しかし序盤で金的にビッグヒットをもらったせいで、減量の影響なのか金的のダメージなのかはわからないまま。今となってはフェザー級転向初戦の相手に超格下のスティーブンスを選んだのは正解だったかもしれない。まあ相手がスティーブンスでなければ金的は貰わなかったかもしれないが。
ビビアーノはスーチョルを危なげなく漬けて統一王者に。DREAMでは吉朗・大塚・バヌエロスらに1R勝利を続けてきたが、ONE FCだとフェザー級時代の安全運転に戻ってしまう。まあこれが本来の姿か。スーチョルの頑張りもあったが、一本・KO決着の予感はないまま終わった。
スーチョルはタイトルを獲得した試合でもラッキーな所があったし、まだ足りない部分が多い。せっかく王者になってから1年以上もブランクが開いたのがもったいなかった。しかしまだこれからの選手。
今回(結果的にメインも)実力差がある試合ばかり。少なくともメインの数カードくらいはトップ選手同士の試合を組んで欲しい。そして前座のレベルの低さは相変わらず。改善するつもりもないのだろうか。育てているという感じでもないし。フライ級王座決定戦が消滅したり、なんだか盛り下がってきている。巻き返しに期待。