格闘技徒然草

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★UFC168:第6試合・クリス・レーベン vs. ユライア・ホール

ミドル級。
TUF1では数々のトラブルを起こしもっともインパクトを残したレーベン。UFCの功労者の一人であるが、最近5戦ではヴァンダレイに勝ったのみで1勝4敗。戦績だけでなく、ドラッグテスト失敗もあり、普通ならリリースされている成績。
相手のユライアはTUF17ではコーチのソネンから「タイトルコンテンダーの実力がある」と評され、大本命と見られていたが決勝でガステラムにまさかの敗戦。同じく優勢と思われていた前回のジョン・ハワード戦でも判定負け。
二人ともUFCとしては残したい選手のはずだが、潰し合いの試合を組んだ。逆に言えば、勝った一人は確実に残すことができるが。
いきなり飛び膝で倒したホール。追い打ちはかけず立たせる。一転して距離を取りジャブを打ち込んでいくホール。レーベンは前に出てパンチを打ち込んでいくがホールに距離を取られヒットせず。捕まえて首相撲を狙うレーベンだが逆に首相撲に捕らえて膝を入れ離れるホール。レーベンのパンチがほとんど空振り。ホールは時折飛び込んでパンチを打ち込む。しかし会場はブーイング。ひたすら距離を撮り続けるホール。レーベン、左を大振りするがかわされる。ホールのカウンターの右でレーベンダウン!パウンドで試合を終わらせに行くホール。連打!しかしホーン。
ホーンに救われたレーベン。あと10秒あれば終わっていた。
が、レーベンのダメージを見てインターバル中にレフェリーが試合を止めて終了。※レーベン自身が続行不能を伝えたとのこと。
1R終了TKO(レフェリーストップ)でホールUFC初勝利。きれいなKO勝利なのにスッキリしない感じになって残念。今日は慎重だったが、実力差は大分あった。レーベンはこれで引退勧告か。