ミドル級タイトルマッチ5分5R。
UFCでタイトルを奪われた選手がダイレクトでリターンマッチに臨むのは4度目。過去のティム・シルヴィア vs. アンドレイ・アルロフスキー、フランク・エドガー vs. BJ.ペン、ベンソン・ヘンダーソン vs. フランク・エドガーは、いずれもタイトルを奪った王者が前王者の挑戦を返り討ちにしている。
2013年UFC最後の試合。青コーナーから入場するアンデウソンは途中しゃがみこんで瞑想し、時間をたっぷりかけての入場。ジ・オール・アメリカン・ワイドマンはアメリカ国旗をまとっての入場。
表情がないアンデウソン。ガードは高い。タックルのフェイントを見せるワイドマン。前蹴り。ジャブ。届かない。朽木倒しからシングルレッグへ。倒したが寝かされずに金網を背に立ったアンデウソン。アンデウソン首相撲から膝。しかしワイドマンのパンチでバランスを崩し下に。パウンド連打！顔面に入ってる！しがみついて凌いだ。ワイドマン、エゼキエルチョーク。抜いた。アンデウソン下から肩固めを狙ったが決まらず。ワイドマンヒジ！さらにネックロック！なんとか振りほどいたアンデウソンだがまたヒジ！アンデウソンは防御で精一杯。クロスガードのアンデウソンにまたヒジ！残り90秒。またネックロックへ。外れるとヒジ＆パウンド。アンデウソンも下から殴る。しかしまたヒジ！アンデウソンの三角は読んでいてすぐ外す。スクートから飛び込んだワイドマン。ホーン。
1Rのはワイドマン。ダウンはワイドマンのクリンチからの右フックが耳のあたりに入って効いた模様。やはり下になると逃げられないアンデウソン。
2R。まだガードは上げているアンデウソン。強烈なインロー。ワイドマンパンチで出る。ミドルを入れたワイドマンに対し、アンデウソンが左ローを放つがカットされた瞬間に足を抑えて倒れるアンデウソン。試合終了。
ローをカットされスネが折れた…。衝撃映像。
ローが強すぎたせいもあるかもしれないが、不運すぎる。しかしワイドマンは1R圧倒して見せたし、文句のない完勝。
