格闘技徒然草

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★UFC168:三賞発表/総評

  • サブミッション・オブ・ザ・ナイト:ロンダ・ラウジー
  • KO・オブ・ザ・ナイト:ラヴィス・ブラウン
  • ファイト・オブ・ザ・ナイト:ロンダ・ラウジー vs. ミーシャ・テイト

ボーナスは通常5万ドルだが、今回は7万5千ドルとのこと。ロンダはダブル受賞で15万ドルゲット。
メインはアンデウソンがローキックでスネを折って負傷TKO負け。UFC史上最高の選手の終焉。仮に復帰出来ても1年以上はかかるし、もはや全盛期に戻ることはないだろう。アンデウソンが負けたら引退もあるかもしれないと覚悟していたが、こんな結末は予想していなかった。確実にひとつの時代が終わった。
決着こそアクシデント的だったが、ワイドマンは試合終了までアンデウソンを圧倒し続けた。前回の勝利がフロックでないことは証明できたと思う。今度はワイドマンが新たな伝説を作って欲しい。
セミではロンダ・ラウジーが過去最長の試合を強いられるも危なげなく完勝。さすがに2度目の対戦で、腕十字も対策されているので簡単には終わらなかったが、結局最後は腕十字。スタンドでは投げを決めまくった。来年はレスリングメダリストのマクマンがどれだけ対抗できるかに期待したい。
セミ前ではトラヴィス・ブラウンがジョシュを1分でKO。タックルに来たところをこらえてのヒジ連打でKOしたのはゴンザガ戦以来2度目。テイクダウンを狙ってくる相手には大きなプレッシャーになる。あとはヴェラスケスやJDS相手にもパンチで勝負ができるかどうかだが。
正直、アンデウソンの骨折が衝撃的すぎて他が一切吹き飛んだ感がある。2013年は絶対的な王者が苦戦したり敗れたりと、予想外のことが続いたが、その極めつけが最後に起こってしまった。