格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC171:第11試合・ディエゴ・サンチェス vs. マイルス・ジュリー

ライト級。
レジェンドでランキング15位のサンチェスがノーランカーのジュリー相手にアンダードッグ。ライト級転向後、五味に勝利してメレンデス相手には3Rにダウンを奪ってあわやの場面を演出したサンチェスだが、五味戦は負けに等しい内容だし、メレンデス戦もダウンを奪った以外は圧倒されていたので現実的な評価は低いのかもしれない。
ジュリーはTUF15ではトーナメント一回戦負けしたが、公式戦ではいまだ無敗。ローカル時代は全試合1R勝利だったが、UFC参戦後はしっかりとポイントを取って判定勝ちする(消極的な)試合ぶりも見せている。キック・柔術レスリングの経験があり、穴がない選手。
ジュリーの右がヒットするとディエゴはこいよと挑発。ジュリー、距離を取って蹴っていく。組み付いたディエゴ。金網に押し込む。離れたジュリー。ディエゴの蹴り足をキャッチしたジュリー。倒しに行ったが離す。距離を詰めて殴ってくるディエゴ。かわされるとまた打ってこいと挑発。乱打戦に持ち込みたいディエゴだが付き合わないジュリー。ディエゴが出てきたところに右のカウンターをヒット。また出るディエゴ。ジュリーカウンターのタックル。バタフライで浮かせると足関に。しかし回転して脱出したジュリーがバックを取る。ホーン。
1Rはジュリー。ディエゴは自分のペースの乱打戦にしたいが付き合ってもらえずポイントを失った。
2R。出て行くディエゴだがジャブを入れて離れるジュリー。ジュリーの右がビッグヒット!効いたディエゴが下がるがすぐまた出てくる。ラッシュ。しかし冷静に距離を取るジュリー。打ち合いはしない。自分の距離でパンチを入れて離れる。パンチが当たらないディエゴはフラストレーションがたまる展開。パンチをヒットさせたがジュリーのタックルで下に。ディエゴギロチン。力を入れているが入ってない。流血がひどい。離れた。亀になって立とうとしたディエゴのバックを取る。前転して脱出するディエゴ。立ち際にパンチをヒット。ホーン。
2Rもジュリー。
3R。ディエゴパンチで突進。距離を取るジュリー。組んで押し込んだジュリーがテイクダウンを狙ったが堪えたディエゴ。出て行く→カウンターを貰うを繰り返すディエゴ。出てきたところにこんどはカウンターのタックルでテイクダウン。下から十字を狙うが察知されている。最後にギロチンに入ったがその瞬間にホーン。
3Rもジュリー。
30-27×2、29-28でジュリー勝利。
思う通りの試合をさせてもらえなかったディエゴ。ジュリーが計算通りの勝利。