格闘技徒然草

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★UFC171:セミファイナル・カーロス・コンディット vs. タイロン・ウッドリー

ウェルター級。
GSP・ジョニヘンと連敗したものの、前回のカンプマン戦ではKO勝利でリベンジを果たしたコンディット。D-1レスラーの多いウェルター級ではスタンドレスリングはウィークポイントだが、それをガードからの攻めでカバーする。
そのD-1レスラーのウッドリー。重いパンチを持っているという点で、コンディットを下したジョニヘンと通じるものがあるが、コンディットにしてもジョニヘン戦の反省点を活かした戦いが出来るということでもある。カンプマン戦では序盤テイクダウンを許したものの、2R以降にペースを握りKO勝ち。ウッドリーが勝つなら一発KOか固めての判定勝ちのどちらかになるか。
前に出ていったコンディットだが、ウッドリーの右がヒットして大きく後退。組み付いて首相撲を狙ったがウッドリーのパンチラッシュで引き剥がされる。バックスピンキックを放ったコンディット。その戻り際にウッドリーはパンチを打ち込んで組み付く。四つに。膝の入れ合いからウッドリーのヒジがヒット。ウッドリーダブルアンダーフック。押し込んで膝。離れた。パンチで攻め込むコンディットだがウッドリーカウンターのタックルでテイクダウン。ハイガードを狙ったコンディット。三角に入るが持ち上げて外す。スタンドへ。ウッドリーの右がヒットしたがコンディットも右を返す。コンディットのハイキックにタックルを合わせたウッドリーだが、また下から仕掛けると自ら立ってスタンドへ。ウッドリー回転ヒジ!しかしコンディット組み付いてパンチを入れる。ホーン。
1Rはウッドリーだが、コンディットは打撃をもらっている割には打ち合いに行っているのでダメージはないのかもしれない。
2R。右で吹っ飛ばすウッドリーだがコンディットは構わず出て行く。が、タックルをもらい下に。再びハイガードに。しかし密着して下からの仕掛けを潰すウッドリー。細かいパンチの打ち合い。ブレイク。ウッドリーのローで膝を痛めたコンディット。のたうち回ってレフェリーストップ。
ローをもらった足ではなく、軸足の方の負傷だった。その前のテイクダウンの時に痛めていた模様。
内容ではウッドリーが圧倒していたが、コンディットもここからの選手なので最後まで見たかった。ただウッドリーは相当強くなっている。打撃の強さはジョニヘンに匹敵する。順当ならメインの勝者への挑戦は確実だが、ロンバードとの対戦も見てみたい。