格闘技徒然草

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★TUFブラジル3フィナーレ:メインイベント・スタイプ・ミオシッチ vs. ファビオ・マルドナド

ヘビー級5分5R。
ランキング7位のミオシッチ。ランカーではネルソン、ゴンザガに勝っていて、シュトゥルーフに敗れている。上位ランカーとは対戦経験なし。今回はランキング1位のJDSと対戦予定だったが、JDS欠場により、本来ライトヘビー級のマルドナドと対戦。
プロボクシング22戦22勝21KOのマルドナド。3連敗したが、3連敗目のテイシェイラ戦ではパンチでぐらつかせる場面があり評価された。その辺りからブラジル限定要員となり、格下相手に3連勝。どの試合もグダグダの内容で、お世辞にもレベルは高くなかったが、会場人気は高い。今回は同じチーム・ノゲイラの一員であるJDSの代打。階級違いで実力差は明らかだが、人気があるが故の抜擢か。
ミオシッチもボクシングではアマチュアゴールデン・グローブを制しているが、さすがにパンチではマルドナドが上か。しかしミオシッチはレスリングでも実績がある。
ライトヘビー級のマルドナドは102kgで、体重差は約6kg。
パンチで突っ込むマルドナド。しかしミオシッチのパンチを貰い、目のあたりを抑えて後退。特に反則ではなかったが追撃しないミオシッチ。再び打ち合い。ミオシッチのパンチが入ってマルドナドダウン!パウンド。あっさりレフェリーストップ。
それしか武器がないパンチで完敗したマルドナド。ヘビー級ランカーの壁は厚かった。会場ドン引き。