格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★TUFブラジル3フィナーレ:セミファイナル・ヴィトー・ミランダ vs. アントニオ・カーロス・ジュニオール

TUFブラジル3ヘビー級トーナメント決勝戦
カーロスJr.はチーム・ヴァンダレイのドラフト1位。予選を含め3試合連続1R勝利。カーロスJr.は柔術家で、2010年にムンジアル茶帯で重量級・無差別級を制覇。総合戦績は4戦ですべて一本勝ち。
ミランダはチーム・ソネンの2位。こちらも3試合連続一本・KO勝利で勝ち上がっている。MMAと並行してキックの試合にも出場している。過去にK-1出場経験が多数あり、一度K-1ジャパン静岡大会で来日したこともある。2005年と2007年には地区予選で優勝。現在35歳でTUFのキャストとしては高齢MMA戦績は10勝3敗で、ローカル時代にこの後メインで登場するマルドナドに2度負けている。
二人とも減量なしで100kg以下の選手で、本来はライトヘビー級。
プレッシャーをかけていくカーロス。組み付いて押し込み。四つからの膝がローブローになりタイムストップ。再開。打撃でも押しているカーロス。パンチラッシュでミランダがガードを固めた所にダブルレッグでテイクダウン。ケージ立ちしたミランダだがまた倒される。また立つ。肘を入れて離れたカーロス。テイクダウンを警戒しているのか、強い打撃を打たないミランダ。ホーン。
1Rはカーロス。
2R。ローを入れたミランダだがカーロスに掴まれテイクダウンを許す。ハーフで押さえ込むカーロス。あっさりとマウントへ。ミランダのブリッジに対しサイドに回り、またハーフに戻る。カーロス、ハーフから足関へ。カーフスライサーを狙ったが足を抜いて脱出したミランダ。スクートに。足を蹴るミランダ。ガードに飛び込んだ。カーロス三角。ミランダ外してパス。ハーフから肘。正対して立ったカーロス。離れる。カーロスがパンチからタックルに入ったところでホーン。
2Rは僅差だったが、やはりカーロスか。
3R。ミランダのテンカオにタックルを合わせたカーロス。テイクダウン。ミランダ立ったがすぐ倒す。ハーフからパス。ガードに戻したミランダだがクロスで固める。残り2分でようやくケージ際まで移動して立った。投げを狙ったがすかされバックを取られる。四の字ボディシザースでがっちり固定。マウントへ移行。残り30秒。ミランダハーフに戻すので精一杯。ホーン。
30-27×2、29-28の3-0でアントニオ・カーロス・ジュニオールが優勝。