格闘技徒然草

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★UFC178:第3試合・ジョン・ハワード vs. ブライアン・エバーソール

ウェルター級。
ハードパンチャーのハワードはUFC再デビュー戦でユライア・ホールにアップセット勝利している。2連勝の後、ライアン・ラフレアに判定負けした。
UFC4連勝の後、中堅クラスとの対戦で2連敗したエバーソール。見た目通りフィジカルに難があり、ライト級転向が噂されたこともあったが、減量が無理だったのか今回もウェルター級。ミドル級から落としてきたハワードとはまたフィジカル的に不利な一戦。
タックルのフェイントを入れつつパンチを打ち込むエバーソール。組んで四つになるとケージに押し込んでダブルアンダーフック。しかしブレイク。ローを打ち込んでいくハワード。一瞬崩れたかに見えたエバソだがタックルに入ってテイクダウン。バックについてハーフバックからパウンドを入れていく。しかし前に落とされた。蹴り上げを放つエバソだが、ハワードの膝がついている体勢で顔面に入ってしまいタイムストップ。なぜかスタンドでの再開。ホーン。
1Rはコントロールしていた時間が長かったエバソ。
2R。パンチを打ち込むハワード。パンチを打たれるとガードを固めて打たれるままになってしまうエバソ。モヒカンの黒人マッチョが親父狩りをしているようにしか見えないが、エバソもまだ33歳。組み付いてテイクダウンしたハワード。ハーフ。パウンドからキムラ狙い。反転を狙ったエバソからバックマウントを奪う。チョーク。フェイスロックに。決まらず。エバーソール反転。上からパウンドを落とすがハワード起き上がってタックル。ホーン。
2Rはハワード。
3R。打撃戦で押されるエバーソール。けっしてパンチが当たっていないわけではないのだが、攻撃を受けると劣勢に。タックルに入っても切られる。ローも効いてる?ヒット数は互角なのに、エバーソールのリアクションで効いてるように見えてしまう。タイムアップ。
タイムアップのホーン後、お互い正座して礼。
判定29-28、28-29、29-28のスプリットでエバーソール勝利。3Rが微妙だったがヒット数ではエバーソールが上回っていた。