格闘技徒然草

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★UFC178:セミファイナル・ドナルド・セラーニ vs. エディ・アルバレス

ライト級。
大多数にとってのメイン。アルバレスはチャンドラーに敗れBellatorライト級タイトルを失ったものの、その後青木とパトリッキー・フレイレに1RKO勝利。契約で揉めて約1年のブランクが開いたが、チャンドラーとのリベンジマッチで復帰。負けたらリリースされ商品価値を下げられた状態でUFC行という状況の中、スプリット判定勝ちでタイトルを取り返した。その後、負傷で防衛戦を欠場し、ブレニーに代わってBellatorのトップに就任したコーカーによりBellatorからリリースされた。
相手のセラーニは、WECのトップコンテンダーから、UFCでは「タイトルには絡めないけど派手な試合でボーナスは稼ぎまくる選手」にジョブチェンジしたものの、最近4試合はすべて一本・KO勝利で再びタイトル挑戦が見える位置に。
UFCとしては大金をはたいて手に入れたアルバレスに活躍して欲しいところだと思うが、1戦目からいきなり真価が問われる試合となる。頭半分セラーニが大きい。
ダッシュしてオクタゴン中央に来た両者。パンチの打ち合い。飛び込んでパンチを入れるアルバレスにセラーニもパンチを返す。セラーニ左ミドル。ローの打ち合い。距離を詰めてセラーニがクリンチしてパンチ連打!アッパー・フックがヒットしているが引き剥がしたセラーニ。アルバレスタックル。押し込んだ。左右のフック!セラーニもらったが堪えた。前に出ていく。左ミドル。セラーニのパンチをダッキングしてパンチを打ち返すアルバレス。パンチからタックルに入ったアルバレス。押し込んだ。セラーニ首相撲から膝!アルバレスの右フックがヒット。セラーニパンチで出て行って膝。間一髪かわしたアルバレス。セラーニタックルで倒したがすぐ立つアルバレス。セラーニ離れ際に膝。ホーン。
1Rは手数でアルバレスアルバレスのパンチが結構ヒットしているがセラーニも効いた素振りを見せていない。
2R。ボディストレートを入れていくアルバレス。セラーニの左ミドルがヒット。ちょっと顔を歪めたアルバレス。セラーニの膝。さかんにステップして位置を変えるアルバレス。出たところにセラーニのカウンターの膝がボディに刺さった。またテンカオ。四つからテイクダウンを狙いつつ膝を入れるセラーニ。セラーニの蹴りがヒット。ローも入ってる。アルバレス後退。膝やミドルが効いてきてる。タックルに入ったアルバレス。倒しかけたが倒せず逆にバックを取られる。離れた。前蹴り・ミドルがヒットするセラーニ。アルバレス手が出なくなってきた。蹴り・膝でどんどん出て行くセラーニ。タックルを切って離れ際にハイキック。アルバレスはバックブローをヒットさせたが浅い。ホーン。
2Rはセラーニ。ここまでポイントではイーブンだが余力だと完全にセラーニが上。
3R。いきなりタックルに入ったアルバレスだがセラーニ受け止めてボディに膝。離れたアルバレスアルバレスの右がヒットしてバランスを崩したセラーニ。四つからテイクダウンを狙ったセラーニだがアルバレス堪えた。離れる。アルバレスのパンチがまたヒットし始めた。セラーニがパンチで出た!アルバレス後退。ちょっと足が止まっているが凌いだ。セラーニの左ハイがヒット!さらにパンチも入る。残り2分。出て行くのはセラーニ。ローを入れる。効いた!セラーニパンチと膝で追い打ち。距離を取るが足をもつれさせて倒れたアルバレス。セラーニ上を取った。ハーフからパウンド・ヒジ。アルバレスは凌いでいるが、抜け出す力がないか。ホーン!
三者29-28でセラーニ勝利!アルバレスにもUFCの洗礼が。しかしアルバレスは力を出し切れなかったわけではなく、セラーニが強かった。リーチの差がアルバレスにとっては厳しかったか。セラーニは5連勝で王座挑戦に大きく近づいた。アルバレスは負けてしまったがまだ見たい相手がいっぱいいる。上位ランカーとなら誰とでも見たい。