格闘技徒然草

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★UFC184:第9試合・ジェイク・エレンバーガー vs. ジョシュ・コスチェック

ウェルター級。
2人とも一時はトップコンテンダーだったが現在3連敗中。最近のUFCで多い、連敗中の過去のビッグネーム同士の潰し合い。
エレンバーガーは現王者のローラーと次期挑戦者のローリー・マクド相手の連敗は仕方ないにしても、前回はケルヴィン・ガステラム相手にまったく良い所なく1Rチョークで一本負け。まだ29歳だが、負け方によってはこの試合でリリースの可能性もある。ランキングも11位まで後退。ノックダウンを奪った回数はウェルター級史上2位。
数少ないTUF1キャストの生き残りの1人であるコスチェックはすでにランク外に落ちていて、現在37歳。ジョニヘンとローラーという前&現王者コンビへの連敗は今考えると仕方がないが、当時は格下と見られていただけに、コスチェックの衰えに見えてしまった。前回はタイロン・ウッドリーに1RTKO負け。過去のダメージの蓄積も気になる。バックボーンのレスリングではD-1で4年連続オールアメリカンのコスチェックが上だが…。
打撃戦からコスがタックル。TDディフェンス88%を誇るエレンバーガーからテイクダウン奪取。エレンバーガーは亀になってバックを取らせて立つと正対。コスまだテイクダウンを狙う。押し込みから膝。投げを狙いつつ足踏み。離れた。プレッシャーを掛けるエレンバーガー。コス出てパンチを打ち込むがエレンバーガーのカウンターを貰う。距離を取った。見合いが続く。コスタックルからパンチを打つがエレンバーガーのパンチが入る。出るエレンバーガーだがコス距離を取る。打ってこいと挑発するエレン。ホーン。
僅差の1R。テイクダウンを取ったコスだがすぐ立たれているし、スタンドでプレッシャーをかけている分、ケージジェネラルシップでエレンバーガーのラウンドか。
2R。コスいきなりタックル。押し込み。しかし倒せず膠着。ブレイク。またエレンバーガーがプレッシャーをかけるとコスサークリング。目を気にしているコス。パンチが目に入ってよく見えてないのか。エレンバーガーのパンチが入ってバランスを崩すが足が滑っただけか。コスまたタックル。切られる。しかしまた押し込み。エレンバーガーがニンジャチョークに。コスはスピンして外そうとしたが、仰向けになってノーアーム・ノースサウスのような体勢になり絞め続けるエレンバーガー。暴れるコスだが外れずタップ。