格闘技徒然草

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★Bellator180:メインカード第3試合・フィル・デイヴィス vs. ライアン・ベイダー

ライトヘビー級タイトルマッチ5分5R。
ネイマン・グレイシーの試合も予定されていたが時間がないようでスウィングバウト扱いとなり飛ばされる。
王者デイヴィスはBellatorデビュー戦はワンナイトトーナメントで優勝。次戦はキング・モーに判定勝ち。王座挑戦権を手にすると、昨年11月にリアム・マクゲリーと対戦し、判定ながら完勝で初タイトルを獲得した。
TUFウィナーでUFCではタイトル挑戦直前まで行ったベイダー。キング・モーと対戦予定だったが欠場で逆に王者デイヴィスへの挑戦にステップアップ。
両者はUFCでも対戦しており、その時はベイダーがスプリット判定勝ちした。
パンチで出たベイダーだがデイヴィスタックルに。受け止めたベイダーだがケージに押し込む。ケージでテイクダウンを堪えるベイダー。デイヴィス離れた。デイヴィスまたタックル。切ったベイダー。ベイダーも待ちの姿勢。蹴り合い。ゴング。攻防がない展開に会場からはブーイングも。
僅差。「タックルを切っているベイダー」か「タックルを仕掛けているデイヴィス」か。
2Rも遠い間合い。蹴りの距離。ミドルを入れるベイダー。デイヴィスがパンチを打ち込むが届かない。ベイダーのローにタックルを合わせたが切られた。間合いを詰めてきたデイヴィス。ベイダージャブを入れる。またブーイング。デイヴィスのハイキック空振り。タックルに入ったデイヴィスだがベイダー切った。ベイダー自分からは出ない。デイヴィスが先手を入れていく。ベイダー右をヒットさせたが単発。ゴング。
僅差だが手数でデイヴィスか?
3R。ベイダー出てきた。さすがにこのペースではまずいと気がついたか。ミドルを蹴るデイヴィス。デイヴィススーパーマンパンチ。またミドル。ベイダーまた下がり始めた。さっきよりは打ち合っているがブーイング。またサークリングするベイダー。ベイダー虚を突いてタックル。ローに合わせたタックルでテイクダウン。が、亀になったデイヴィスに首を抱えていくと返されて下に。ゴング。
最後テイクダウンは取ったベイダーだが特に攻撃もなかったしここはデイヴィスか。ジミー・スミスはここまですべてデイヴィスを支持。
4R。デイヴィスパンチからタックルに入るが切ったベイダー。しかし手を出していくのはデイヴィス。右フックから右ハイへのコンビネーション。ベイダー出ない。下がり続ける。終盤でこの展開ではもう諦めたと言われても仕方ないが。終盤になってパンチで出たベイダーだがゴング。
5R。右のパンチが交錯。両者かわしたがバランスを崩したデイヴィス。立て直した。ジャブ、ローを入れるベイダーだが単発。ベイダーの左をもらった。デイヴィスまたハイキック。この右ハイは全部かわされてる。ベイダーレッグダイブ。一瞬倒したがデイヴィス切ってケージで耐える。スタンドで手を出すのはデイヴィス。ベイダーまた下がる。時折強い右は入れていくが。残り30秒でタックルに入ったベイダーだが切られた。タイムアップ。
47-48デイヴィス、49-46ベイダー×2でベイダー勝利!ベイダーが新王者に。
http://mmadecisions.com/decision/8210/Ryan-Bader-vs-Phil-Davis
ジャッジ三名とも1,2Rはベイダー、3Rはデイヴィス。4,5Rはベイダーに入れたジャッジとデイヴィスに入れたジャッジで割れた。メディアスコアもけっこう割れてる。ベイダー49-46はいないが…。
たしかにデイヴィスもプレッシャーをかけるだけで実際の攻撃は少なかった。