格闘技徒然草

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UFC on ESPN+9:セミファイナル・デレク・ブランソン vs. エリアス・テオドロウ

ミドル級。ブランソン9位、テオドロウ13位。

ブランソンはレスリングがバックボーンのストライカー。ここ2戦はジャカレイとの再戦で初戦のように秒殺KO負けしたり、イスラエル・アデサニヤ戦では打撃で一方的に打たれてKO負けと連敗中。

地元カナダの選手としてトリを務めるテオドロウはTUF Nations優勝でここまでUFC8勝2敗。負けた相手はブラッド・タヴァレスとチアゴ・サントス。Invictaでリングボーイもやったことがあるイケメンファイターで次期カナダのエース候補ではあるが、まだ中堅クラスから抜け出せていない。前戦ではエリク・アンダースにひたすらサークリングで距離を取り打撃の手数で勝つという消極的な戦法でスプリット判定勝ちし3連勝。バックボーンはキック。

すぐにサークリングするテオドロウ。飛び込んでいくがブランソン捕まえようとする。離れたテオドロウ。再び組んだブランソンが組んでテイクダウン。マウント。亀になったテオドロウにチョーク。なんとか外したテオドロウ。立った。正対して離れる。ミドルからバックキックを狙ったテオドロウだが背中を向いたところで組まれる。引き剥がした。またサークリングし距離を取って蹴りを放っていくテオドロウ。飛び込んでスピンキックやバックブローを放つが、ブランソンが前に出てパンチを入れるとタックルに切られた。ホーン。

1Rブランソン。

2R。ローをヒットさせるテオドロウ。ブランソンが間合いを詰めると顔を背けるようにしてバックブローやスピンキックを放つが、逆に組まれてしまうのでい良くない。なんだか消耗しているテオドロウ。攻めが雑になっている。ブランソンが出ると下がって距離を取るテオドロウ。背中を向けて距離を取るテオドロウに会場からブーイング。ブランソンのミドルをキャッチしたが倒せず放した。バックブローを放ったテオドロウだが打ち終わりにパンチを貰う。ホーン。

ブランソンだと思うが、ヒット数ではテオドロウが上になっている。

3R。ミドルを放ったテオドロウ。キャッチしてテイクダウンを狙うブランソンだが、テオドロウ引き剥がし離れる。距離を取りながらパンチ、蹴りを入れていくテオドロウだがブランソンタックルで組み付くとテイクダウン。バックに付いたがテオドロウ立つとクラッチを切って離れる。またタックルでテイクダウンしたブランソンだがスクランブルで立ったテオドロウ。ブランソン失速?またタックルに。両足を束ねて持ち上げてテイクダウン成功。サイド。テオドロウは亀から立ち上がり正対。離れた。両者急激にガス欠になり、0.8倍速の戦いに。会場はブーイングが鳴り続ける。組むブランソンを引き剥がすテオドロウ。何度もバックブローを出すテオドロウ。ブランソンも出るがテオドロウに距離を取られる。タイムアップ。

29-28×2、30-27の3-0でブランソン勝利。

テオドロウの距離を取りバックブローなどを繰り返す戦い方は退屈なだけでなく、勝てないのなら誰も得をしないので止めた方がいいのでは。