格闘技徒然草

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UFC on ESPN+9:第10試合・カブ・スワンソン vs. シェイン・バーゴス

フェザー級。スワンソン10位。

4連勝でキャリア初の王座挑戦に大きく近づいたスワンソンだが、ブライアン・オルテガにギロチンでタップアウト負けすると、フランク・エドガーに判定負け、ヘナト・モイカノにはパンチでダウンを奪われてからのチョークで一本負けと3連敗。35歳で、トップ戦線からは外れつつある。

タイガー・シュルマンMMA所属のバーゴスはカルヴィン・ケイターにキャリア唯一の黒星を喫したものの、UFC4勝1敗。ローカル時代は全フィニッシュで、打撃が強いだけでなく、前回はパンチでダウンを喫したもののガードからの腕十字で逆転勝利した。キャリアで上回るスワンソン相手にオッズではフェイバリット。

細身だが長身のバーゴス。スワンソン飛び込んでワンツー。ローを蹴るバーゴス。ジャブ。両者ローを蹴り合う。スワンソンが飛び込んでボディストレート。そこに右を合わせるバーゴス。リーチで勝るバーゴスに対しスワンソンはなかなか懐に入れない。ジャブ、ローでの打ち合いが続き、ほぼ互角のままホーン。

1Rヒット数では差がないが、ややバーゴスの印象。

2R。右フック、ジャブをヒットさせたバーゴス。スワンソンじわじわ出ていくがバーゴスのアッパーをもらう。飛び込みながらパンチを打ち込むスワンソン。バーゴスが距離を詰めるとケージを背負ったスワンソン。ガードを固めたところにパンチを打ち込むバーゴスだがスワンソンすぐ打ち返す。ホーン。

2Rも僅差だがやはりバーゴスの方が若干印象が良い。トータルジャッジなら3Rに大きいダメージを与えることができれば逆転できるが、ユニファイドならフィニッシュするしかないが。

3R。ガンガン出ていくスワンソン。倒しに来ている。ジャブ連打で入らせないバーゴス。逆に前に出ると左を打ち込む。ローをもらいバランスを崩すスワンソン。意表をついてタックルに。バックに回った。倒されないようこらえているバーゴスに後ろから膝を入れていく。離れた。パンチで出るバーゴス。スワンソン下がり気味。残り1分。攻めを止めない。下がり気味のスワンソン。残りわずかで組み付いたスワンソンだがバーゴス受け止める。不用意に離れたスワンソンを追いかけてパンチをヒットさせた。最後に飛び膝からパンチを打ち込みタイムアップ。

スワンソン、最後は集中力も切れていたか。

30-27スワンソン、30-27バーゴス、29-28バーゴス。スプリットでバーゴス勝利。

真逆にフルマークが付く接戦だったがバーゴスがランカーを下した。