格闘技徒然草

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UFC on ESPN4:第9試合・アレクサンダー・ヘルナンデス vs. フランシスコ・トリナウド

ライト級。ヘルナンデス13位。

レスリング・柔術がバックボーンのヘルナンデスは、代役でのUFCデビューから2連勝し、3戦目は久々にライト級に落とすドナルド・セラーニと対戦。オッズではフェイバリットと支持されていたものの、2Rに失速しハイキックでKO負け。地元テキサス在住。

ライト級最年長の40歳トリナウドは一時7連勝しランキングにも入っていた。しかしケビン・リーとジェームス・ヴィックに敗れてランク外へ。判定が多い地味な戦い方のため、UFC18戦で13勝5敗だが、ボーナス獲得は1度のみ。

パンチで出たヘルナンデス。トリナウドはテンカオを合わせる。前蹴りを放つヘルナンデス。じわじわプレスするトリナウド。しかし間合いに入らずコンタクトがない状態が続く。ヘルナンデスのローに左を合わせるトリナウド。トリナウドの蹴りがローブローになりタイムストップ。再開するが距離を取ったまままったくコンタクトがない。最後にトリナウドが飛び膝。ホーン。

両者手数が少なすぎる。

2R。距離を取るヘルナンデス。飛び込んでパンチを出すがトリナウドも下がってかわしヒットせず。距離を取り続けるヘルナンデスにトリナウドバックブロー。ヘルナンデス組み付いてスタンドでバックを取るが、トリナウド正対し引き剥がす。さすがに見合いが多すぎてブーイングが出る。ヘルナンデス距離が遠すぎて、飛び込んでの打撃もヒットしない。とはいえトリナウドの攻撃もヒットしていない。両者打撃を出しても下がってかわされる展開が続く。トリナウドの飛び膝からのパンチがヒット。ヘルナンデスが右を入れ、さらに右ミドルがヒット。ホーン。

1,2Rともに両者のヒット数が一桁。稀に見る貧打戦。

2R。ヘルナンデス組んでケージに押し込んだ。しかし止められ引き剥がされる。蹴りが相打ちになりバランスを崩してスリップダウンしたトリナウドだがすぐ立つ。また距離を取るヘルナンデス。トリナウドも出ていくが間合いまでには入らない。飛び込んで組んだヘルナンデスだがトリナウド引き剥がす。ミドルを入れたヘルナンデスだが打ち終わりにトリナウドも蹴りを入れる。両者来い来いとアピール。残り1分。ようやく出てきたヘルナンデスに左を合わせていくトリナウド。タイミングよくヒットしている。テンカオ。時間がない。見合いからトリナウドが飛び蹴りを放ったがタイムアップ。

30-27×2、29-28の3-0でヘルナンデス勝利。トリナウドは納得行かない様子だがセコンドがケージ外に連れ出す。

メディアのジャッジはほぼトリナウド支持で、30-27もいるが、反対に30-27ヘルナンデスはゼロ。

http://mmadecisions.com/decision/10280/Alexander-Hernandez-vs-Francisco-Trinaldo