バンタム級タイトルマッチ5分5R。
パンクラスデビューから3連勝し石渡のタイトルに挑戦。追い込んだものの僅差判定負けしたハファエル・モルセゴ・シウバ。石渡の欠場に伴い行われた暫定王座決定戦で、引退をかけて臨んだ上田将勝に判定で完勝。石渡の王座返上に伴い正王者に昇格すると、今年3月の防衛戦では瀧澤からテイクダウンを奪った後は圧倒しチョークで一本勝ち。
金太郎はキャリア初期は勝ったり負けたりの荒っぽい試合が多かったが、最近4連勝中。特に直近2戦はランカー相手にいずれもKO勝ちでインパクトを残し、タイトル挑戦のチャンスを掴んだ。しかしアラン・ヒロ・ヤマニハ戦はテイクダウンからポジションを許す苦しい展開の末の逆転勝ち。モルセゴはヤマニハとは寝技でのプレッシャーが違うところに不安が残る。
シウバ右ハイ。金太郎も左ハイを放つ。シウバ弾丸タックル。すぐ寝かせる。サイド。ハーフに戻した金太郎。立つところにバックを狙ったシウバだが金太郎回らせずに立った。が、シウバまたタックル。テイクダウン。パウンドを入れるとバックを狙う。金太郎反転し立ったがシウバまたタックルへ。金太郎ブラウン肘のラッシュ！動きが止まって打たれ続けるシウバ。効いてる？シウバタックルで倒しに行くが金太郎が上に。ハーフで動きがなくブレイク。シウバにカットがありドクターチェック。しかしカットしているのは後頭部。リプレイで見ると肘が若干後頭部に入っていたか。金太郎にイエローカードが出て減点1。再開。バックブローを放つシウバ。両者見合いのままホーン。
1R10-8シウバ、9-9イーブン×2。
2R。シウバタックル。テイクダウンしマウント。パウンドから肩固め。タイト。落ちた！
シウバが王座防衛。金太郎、敗れたが見せ場は十分作った。
