格闘技徒然草

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UFC248:第3試合・ジェラルド・マーシャート vs. デロン・ウィン

ミドル級。

29勝中一本勝ちが21、12敗のうち一本負けが8あるマーシャート。極めが強い一方で、ポジションを簡単に取られてあっさり負けることもある大味ファイター。UFC戦績5勝4敗。上位相手にはなかなか勝てず、中堅に甘んじている。

デロン・ウィンはオールアメリカン3回のレスリングエリートで、身長はミドル級最小の165cm。AKA所属で、同じように階級の割に背が低いダニエル・コーミエのスパーリングパートナーを務める。無敗でUFCデビューし、初戦は勝ったが後半スタミナ切れ。2戦目もやはり後半にスタミナ切れし、テイクダウンしても立たれる展開でスプリット判定負け。MMA初黒星を喫した。

間合いを詰めていくウィン。マーシャートは接近してきたところにワンツーを入れる。ウィン飛び込んでパンチを打ち込む。四つに組んでテイクダウンしたが、すぐに自ら立ち上がる。スタンド勝負か。またパンチを打ち込むウィン。マーシャートもパンチを打ち返す。左がヒット。飛び込んでパンチを打ち込むウィンだが空振りも多い。離れるとマーシャートがパンチをヒットさせていく。ホーン。

1Rはヒット数でマーシャート。

2R。またマーシャートが自分の間合いでパンチを入れていく。ウィンの飛び込みパンチは距離を取られ空振り。左をもらったウィン。タックルで飛び込むが倒せず。ジャブを入れていくマーシャート。手数が多い。マーシャートが距離を詰めていくとウィン後退。ボディブローを入れるマーシャート。嫌がっているウィン。ウィンの左がクリーンヒットしたがマーシャート惹かない。ボディにミドル、テンカオ。ホーン。

2Rマーシャート。

3R。ウィン距離を詰めていく。右フックがヒット。ちょっとぐらついたマーシャート。また前に出て右フック。マーシャートはまた左ボディ。マーシャーと間合いを詰めてパンチを打ち込む。効いたウィン。距離を取ろうとするところに追いかけてパンチを入れるとウィンダウン。マーシャートがぶると、膝をついたウィンのバックに回りバックマウント。チョーク。アゴの上から絞めてタップアウト!

今回は打撃で上回ってから最後に一本勝ち。ウィンはこのレベルの相手にリーチ差を克服できないのでは、今後もミドル級では厳しいか。