ペドロ・ムニョス 1.39
フランク・エドガー 3.15
オヴァンス・サン・プレー 2.10
アロンゾ・メニフィールド 1.77
マルチン・プラフニオ 2.95
マイク・ロドリゲス 1.43
ダニエル・ロドリゲス 1.54
佐藤天 2.60
マリヤ・アガポワ 1.08
シャナ・ドブソン 9.00
アマンダ・レモス 2.20
魅津希 1.71
オースティン・ハバード 2.15
ジョー・ソレッキ 1.74
ドワイト・グラント -
カレン・ボーン -
ジョーダン・ライト -
アイク・ヴィラヌエバ -
マシュー・セメルスバーガー 2.05
カールトン・マイナス 1.80
ティムール・ヴァリエフ 1.19
マーク・ストリーグル 5.15
メインは満を持して行われる元ライト級王者フランク・エドガーのバンタム級デビュー戦。本来は今年1月に行われる予定だったが、昨年12月の韓国大会のメインに出場予定のブライアン・オルテガが負傷欠場したため代役でジョン・チャンソンとの対戦が組まれたため消滅。その後、7月のファイトアイアランドイベントでペドロ・ムニョス戦が組まれたが、ムニョスが新型コロナウイルス陽性となり延期に。本来は先週のUFC252で組まれる予定だったが、今大会のメインとして予定されていたタイロン・ウッドリー vs. コルビー・コビントンが消滅したためまたもスライドとなった。
ランキング5位のムニョスは、前戦は現ランキング2位のアルジャメイン・スターリングに打撃の手数でリードされ判定負け。柔術・空手がバックボーンで、必殺技のギロチンでUFCでも4度タップを奪っている一方、鋭い打撃で元王者のコーディ・ガーブラントをKOしている。
一方のエドガーは軽量級では大ベテランゾーンに入る38歳。日本大会でベンヘンに敗れてタイトルから陥落したのは8年半前。その後、ダイレクトリマッチ、フェザー級に落としての2度のアルド戦、マックス・ホロウェイ戦と4度のタイトル戦ですべて判定負け。フェザー級でも体格負けすることが多かったエドガーにとって、ようやく適正階級での試合となる。
しかしながら、軽量級では階級を落とすことが必ずしもプラスになるとは限らない。エドガーは上の階級で体格負けすることはあったが、それをスピードで補っていた。階級を落とすと、武器のスピードで優位性がなくなる場合がある。また、軽量級ほどベテランの活躍は難しくなる。ヘビー級なら40歳以上でのトップランカーは珍しくないが、フェザー級以下だとほとんどいない。加齢でスピードが衰えることも原因の一つかもしれない。
オッズも意外と差がついてエドガーがアンダードッグ。バンタム級に落としての初戦が当初の3Rから5Rになったこともマイナス要因か。ムニョス判定勝ちと予想。
今大会は久々に日本人選手が揃い踏み。佐藤天はUFCデビュー戦はベテランのベン・サンダースにKO勝ち、2戦目はランカー未満のベラル・ムハマドに寝ても立っても押されてチョークで一本負け。そして前戦は、直前の代役の代役の代役で出場が決まったジェイソン・ウィットに48秒KO勝ち。
相手のロドリゲスは今年2月にUFCデビュー。中堅のティム・ミーンズに一本勝ちすると、前戦はやはり直前の代役出場となった本来階級下の選手に判定勝ちでUFC2連勝。ドナルド・セラーニの弟子。
オッズはアンダードッグだが、ノーランカー相手に2敗目を喫してUFC戦績が五分になるようだと今後の上がり目もない。勝たなければいけない試合。
魅津希は昨年8月のUFCデビュー戦以来の2戦目で、ようやく本来のストロー級での試合。前回は代役で階級上での試合になった上、相手のウー・ヤナンが計量で3ポンドオーバーした中での勝利。
相手のレモスは2階級上のバンタム級でUFCデビューし、判定負けした後、昨年12月に2年ぶりの復帰戦でストロー級まで落としてチョークで一本勝ち。勝利はすべてフィニッシュしての勝利だが、ローカル時代の相手はレベルが不明で当てにならない。少なくとも、11月に村田夏南子がUFCデビュー戦で戦うリヴィア・ヘナタ・ソウザよりは評価は下なので、勝って当然というくらいで臨みたい試合。
第1試合開始は23日朝6時半。メインカードは9時半から4試合。速報します。