ライトヘビー級。
ナイジェリアのエンジーチュクーはMMAキャリア2戦でコンテンダーシリーズに出場し勝利したが、まだ経験不足と判断されUFC契約ならず。さらにローカルで2戦キャリアを積んで翌年コンテンダーシリーズに再登場し、今度はKO勝ちして契約を決めた。が、初戦で下攻めグラップラー・ポール・クレイグの三角絞めに捕まってMMA初黒星。前戦はミルコのスパーリングパートナー・ダルコ・ストシッチ相手に1R押されていたが、僅差の2,3Rを制して判定でUFC初勝利。今回は1年7ヶ月振りの試合。
アルバーグはメインに登場するアデサニヤと同じシティキックボクシング所属のニュージーランド人ファイター。10年前にMMAデビューしたが、その後はキックの試合に出場しており、2018年に7年ぶりにMMA復帰。エンジーチュクー同様、MMAでのキャリアわずか2戦でコンテンダーシリーズに出場したが、こちらは1RにパンチでKOしてUFCとの契約を決めている。副業としてモデルとしても活動している。
前に出てくるエンジーチュクーにジャブ、ローを打ち込むアルバーグ。左右のパンチからハイを打ち込んだ。エンジーチュクー蹴りをキャッチしたがスクランブルで脱出したアルバーグ。またパンチを打ち込む。ケージを背負って頭を抱えているエンジーチュクー。パンチを入れるが一旦離れたアルバーグ。また出ていくエンジーチュクーだが、アルバーグ距離を取りつつパンチを入れる。ケージを背負わせるがアルバーグまた距離を取る。ジャブを当てていくがエンジーチュクーが前に出てパンチを打ち込むともらっている。左フックで一瞬膝が落ちたアルバーグ。アルバーグ、エンジーチュクーのガードの合間を縫ってパンチを入れていくが、エンジーチュクーかまわず出る。しかしボディをもらって動きが止まった。アルバーグラッシュ。ボディ連打。が、仕留められない。エンジーチュクーがまたパンチで出るとかわせずもらっている。ヒット数では明らかにアルバーグだがエンジーチュクーがもらいながらも出る。ホーン。
1Rアルバーグ。しかし序盤のラッシュでスタミナが切れたか、後半はパンチを貰って劣勢になる展開も見せている。
2R。やはり出ていくエンジーチュクー。パンチを合わせていくアルバーグだがエンジーチュクーの前進を止められない。エンジーチュクーがパンチを出すともらっている。エンジーチュクーがアイポークをアピールするがレフェリー止めない。しかしまたアルバーグがアイポーク。今度は気づいて止めた。手数を出していくアルバーグだが、それほど効かせられていないか。エンジーチュクー出ていく。右が入ってアルバーグダウン！パウンド連打！KO！
タフなエンジーチュクー、パンチを貰っても下がらず自分のペースに持ち込んで勝利。アルバーグは打撃の技術では上で、序盤を見る限りかなり期待できそうだったが、ラッシュでスタミナ切れ。キャリア不足を露呈し、ディフェンスできずにやられてしまった。
