格闘技徒然草

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UFC266:第2試合・マシュー・セメルスバーガー vs. マーティン・サノ

ウェルター級。

セメルスバーガーがUFCデビューから2連勝し、前回は元秒殺KO男のケイオス・ウィリアムズと対戦。序盤のウィリアムズの飛び込んでの打撃をしのいだものの、その後も打撃戦で劣勢のまま判定負け。大学時代は奨学金をもらいながらD-1でアメフトをやっていたが、UFCファイターを目指すために中退。25歳の遅いプロデビューだったが、3年でUFCとの契約を果たしている。

サノはMMA4勝2敗1分けの30歳。2014年にWSOFで判定負け、2016年と17年にBellatorに参戦しているが1敗1分け。7年間勝ち星がない、4年半ぶりの試合となるサノがなぜUFCと契約できたかというと、ニック・ディアス・アカデミー所属でニック・ディアスのバーターだから。2015年にパンクラスに出場したことがあったが、ウェルター級の契約でミドル級を超える7.9kgの体重オーバーをやらかして失格となっている。かつて弟のネイトも、マクレガーとの再戦の時に同じジムのクリス・アヴィラをバーターで送り込んでいるし、アンデウソンも自身が出る大会に友人のマルコス・ダルシム・マリアーノをねじ込んだことがあったが、両者とも2連敗でリリースされている。本人が出たいと言っても、そのレベルにない選手を送り込むのは気の毒だと思うのだが…。

飛び込んでパンチを打ち込んでいくセメルスバーガー。ステップインしての右が顎にヒットしサノダウン。追い打ちのパウンドに行く。レフェリー止めた。

案の定、場違いだったサノ。