格闘技徒然草

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UFC267:第2試合・フー・ヤオゾン vs. アンドレ・ペトロスキー

ミドル級。

中国のヤオゾンはキャリアわずか3戦で2017年の中国大会でUFCデビューしたがいいところなく一本負け。翌年の中国大会まで試合が組まれず、ヘビー級からライトヘビー級に落としての2戦目は0勝2敗のラシャド・コールターに判定負けといいところなし。てっきりリリースされたかと思ったが、3年ぶりの試合で今度はミドル級まで落として復活。23歳から26歳までを試合をせずに過ごしてしまったが、リリースされていた方が経験が積めたのでは。

本来はUFC0勝2敗のアレン・アメドフスキーと対戦予定だったが、2週間前に欠場。代役としてペトロスキーが登場。ローカル6勝1敗で今年のTUFに出演。チーム・オルテガのミドル級ドラフト1位だったが、トーナメントでは準決勝で優勝したブライアン・バトルに一本負け。8月にTUFキャスト対決でUFCデビューすると、3RパウンドでKO勝ち。

自ら放ったハイキックでスリップダウンしたヤオゾン。ペトロスキー飛びついてギロチン。マウントで絞めるがややタイトではない。外れたがマウント。亀になるヤオゾンからバックマウント。パウンド。チョーク。しかし外れた。また亀になるヤオゾン。向き直り正対したヤオゾン。ペトロスキーギロチン。外して立った。ヤオゾン打撃で出ていくがペトロスキーの左をもらう。ペトロスキータックル。切った。ヤオゾン打撃もスピードが無くディフェンスも下手だが攻めていく。ペトロスキーの左を全部もらっている。それでも打ち返す。打たれているが打たれ強いのか下がらないヤオゾン。ペトロスキータックル。切ったヤオゾン。ひたすらフルスイングの左を出していくペトロスキー。ワンツー。ミドル。ホーン。

1Rペトロスキー。

プレスするヤオゾン。ケージまで下がったペトロスキーだが左を打ちながらタックル。倒したがヤオゾン立った。また出ていくヤオゾン。相変わらず左をもらう。ペトロスキータックル。テイクダウン。またギロチン。得意なのかもしれないがまた逃げられる。亀のヤオゾンに今度はアナコンダ。しかし放してバックに回る。肩固め。ディフェンスしているヤオゾン。放してサイドを取ったペトロスキー。マウントになりまた肩固め。またディフェンスし亀に。スクランブルで脱出しようとしたヤオゾンだが逃げられず。残り1分。ハーフバックからチョークを狙うペトロスキー。腕を脇で挟んで防ぐヤオゾン。放してヤオゾンが立ったところに肘を打ち込むペトロスキー。ホーン。

2Rペトロスキー10-8。

3R。ヤオゾンまた出るがペトロスキーのタックルでテイクダウンされる。ケージで立とうとする時がっつりケージを掴みレフェリーに注意される。またバックに回りハーフバック。ヤオゾンシングルレッグで正対しようとするが、ペトロスキーがぶった。またギロチン。決まらず。ペトロスキーのタックルを切ったヤオゾン。しかしパンチを貰った。またタックル。テイクダウン。ペトロスキーマウント。チョークを狙うが正対するヤオゾン。パウンド・肘を入れるペトロスキー。ハーフ。また肩固め。残り15秒でヤオゾンタップ。

3年あってもUFCレベルにはならなかったヤオゾン。ペトロスキーもそのヤオゾンをなかなかフィニッシュできないのはいただけない。