格闘技徒然草

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UFC on ESPN35:第9試合・アンドレ・フィリ vs. ジョアンダーソン・ブリート

フェザー級

UFC9勝7敗1NCの中堅フィリ。2013年にUFCデビューして丸9年になるが、まだ31歳。両親からDVを受けるなど荒れた家庭に育ち、10代の頃はストリートファイトに明け暮れていたが、19歳でアルファメールに所属し更生した。ボクシングスタイルのストライカー。前戦は1Rにミドルでダウンを奪い勝利寸前だったが、2Rにアイポークで相手が戦闘不能になり、ノーコンテストになってしまった。

ブリートはコンテンダーシリーズを経て今年1月にUFCデビュー。UFC1勝2敗のビル・アルジオに1Rテイクダウンからチャンスを作ったが、2R以降はタックルを切られる展開で判定負け。打撃は荒い。

全力のローを入れるブリート。フィリはジャブ。荒いパンチで出た。オーバーハンドの右フックがビッグヒット!フィリもんどり打ってダウン!ブリート鉄槌連打!レフェリーのハーブ・ディーンは様子を見ていたが、鉄槌をもろにもらったところを見てストップ!

ブリートUFC初勝利。一発がある。本来メインカードに出てくる選手ではないが、UFC9勝のフィリから1RKO勝利はインパクトがある。