格闘技徒然草

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UFC276:第3試合・ユライア・ホール vs. アンドレ・ムニス

ミドル級。ホール9位、ムニス13位。

37歳のベテランホールは4連勝していたが、前回メインカードに登場するショーン・ストリックランドに5Rジャブで削られ続ける展開で判定負け。時折インパクトが大きい派手なKO勝利をする。

グラップラーのムニスはコンテンダーシリーズからUFCデビューしここまで4連勝。直近3戦は1R一本勝ち。その中には、柔術世界王者のホナウド・ジャカレイもいる(ジャカレイはMMA初の一本負けで、その試合を最後に引退)。当時のジャカレイはノーランカーだったので、今回が初のランカー挑戦となる。

両者牽制のジャブ。間合いに入らない。ムニス出てパンチを入れる。左ハイ。じわじわプレスしてホールにケージを背負わせる。ホールも出ようとするが、ムニスのパンチのフェイントで下がってしまう。ケージを背負ったところでムニスタックル。わりとあっさりテイクダウンする。ハーフ。パスしてサイド。ガードに戻すホール。ムニスインサイドからガンガンパウンドを入れていく。打ちながらパスを狙いハーフへ。マウント!マウントから三角を狙ったが、その瞬間に抜けて立ったホール。しかしすぐにムニスがタックル。こらえたホールからスタンドバックを奪うと後方に引き込んだ。バックマウント。チョークを狙うがディフェンスしているホール。バックから腕を狙いに行くムニスだがホーン。

1Rムニス。

2R。ムニス打撃からシングルレッグに入るが、ホール振りほどき離れた。また出ていくムニス。ジャブ。下がってケージを背負うホール。ムニスワンツーをヒットさせてそのままタックルへ。シングルレッグ。片足でこらえたホール。が、ケージに押し込まれて足をかけられテイクダウンされる。あっさりとマウントに。パウンド・肘を落とすムニス。パウンド連打。ホール亀になりバックマウント。ムニス後方からパンチを入れつつ狙っている。残り1分。残り10秒で腕十字を狙ったが、ホールが防いで上に。パウンド連打するホールだがホーン。

2Rムニス。

3R。打撃でも先手を取るのはムニス。左がホールの顔面にクリーンヒット。ホール後退。ケージを背負ったところにムニスタックル。シングルレッグで軸足を払いテイクダウン。ハーフ。ホール亀に。ムニスバックマウント。仰向けに。ホールムニスを背負って立ち、前に落とそうとするがムニス落ちない。残り10秒でホール反転するが、ムニスホールディングして凌ぐ。タイムアップ。

ムニス完勝。しかしグラウンドでバックをとってもキープが主であまり極めを狙わず。腕十字を狙っていたのかもしれないが、2Rの最後に仕掛けたのみ。

ムニスの組みを警戒したのか、スタンドでも消極的だったホール。2Rと3Rの残り10秒で上になった以外、いいところなし。