格闘技徒然草

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PANCRASE330:第5試合・村山暁洋 vs. 長岡弘樹

ウェルター級。村山2位。

元王者村山は4月に木下憂朔と対戦し1RKO負け。その後木下は8月にコンテンダーシリーズに出場し、3RKO勝ちでUFCとの契約を決めている。現在42歳でMMAは来年キャリア20年目。

長岡は6年ぶりのパンクラス参戦。2001年のネオブラでパンクラスデビュー(ワンデートーナメントの決勝で三崎和雄に敗れて準優勝)。翌年9月、横浜武道館の前身である横浜文化体育館で、國奥のウェルター級王座に挑戦したが、3Rチョークで一本負け。2005年からはDEEP・CAGE FORCEなどに参戦し、2010年に再びパンクラスに参戦。ライト級に落とし4連勝したが、ワールドスラム8人トーナメントでは一回戦負け。2016年からはGRACHANに参戦し、昨年桜井隆多を破り王者となったが、5月に川中孝浩に判定負けして王座から陥落している。こちらも1982年3月生まれの42歳。初めて弟子のヤン坊との同大会出場となる。

右を振って出た村山。組み付いた長岡だが、村山が四つでケージに押し込む。脇をくぐりスタンドバックへ。グラウンドに引き込もうとした村山だがこらえて正対。しかしまたスタンドバックに回った村山。長岡また正対に戻す。自ら離れた村山。長岡パンチで突っ込むとタックルへ。長岡が巻き込んで倒したが、その回転のまま立ち上がり寝かされない村山。長岡ダブルレッグでテイクダウンを狙う。立った村山。ダブルレッグで両足を束ねて倒す長岡だが、村山寝かされずに肘を入れる。ホーン。

1R三者村山。

2R。村山パンチ・テンカオで出る。長岡がまたパンチからタックルに入るが、村山受け止めてケージに押し込む。押し込みながらパンチ。離れた長岡。詰めていく長岡。また詰めてタックル。ダブルレッグで尻餅をつかせる。しかし立つ村山。ブラウン肘。タックルを切るとバックを狙う。長岡正対してまた押し込む。残り1分。村山切ってバックに回り背中に乗ろうとするが、乗れずに降りたところで正対した長岡。またテイクダウンを狙うが村山こらえた。残りわずかで離れると、出てきた長岡にテンカオ。ホーン。

2R三者長岡。

3R。パンチで出る村山だが、長岡受け止めて組み付いた。差し替えした村山がケージに押し込む。ダブルアンダーフック。投げを狙う。こらえた長岡だが村山がバックに回る。しかし倒せず離れた長岡。村山すぐ詰める。組んだ。長岡投げを狙ったがスッポ抜けた。そこからタックルへ。ダブルレッグを仕掛けるが、こらえて肘を入れる村山。残り2分。投げをこらえた長岡のバックに回る。またダブルレッグ。村山が逆にテイクダウンしてバックに回る。バックマウント!チョーク!しかし顎の上。時間がない。逆のチョークに入れ替えて喉元に入ったが時間がない。タイムアップ。

29-28×3で村山勝利。