格闘技徒然草

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UFC on ESPN+18:第11試合・グンナー・ネルソン vs. ギルバート・バーンズ

ウェルター級。

剛柔流空手と柔術がバックボーンのネルソンだが、前回レオン・エドワーズに敗れたことで現在はランク外に。UFCでの8勝のうち、判定が1度あるだけで、後はすべてチョーク(ギロチンorリアネイキッド)での勝利。本来はチアゴ・アウベスと対戦予定だったが、アウベスの欠場によりギルバート・バーンズとの対戦に。

柔術世界王者のドウリーニョことバーンズは現在3連勝中で、前戦は今回と同じく直前の代役で階級上の試合に臨み、無敗のアレクセイ・クンチェンコにテイクダウンで攻め完勝している。また、ネルソンは柔術のバックボーンもあるが、同じ柔術トップ選手であるデミアン・マイアにはグラウンドの展開で劣勢となり判定負けしているため、相性的にもバーンズに有利な材料がある。

半身で構えるネルソン。両者なかなか間合いに入らない。お互い相手が打撃で出てくるとバックステップして距離を取る。牽制のローを入れるバーンズ。ネルソンもロー。バーンズがプレッシャーをかけてきた。前に出て組んだネルソンだがバーンズ引き剥がす。残り1分。飛び込んでワンツーを入れたネルソンだがバーンズもパンチを返す。バーンズ間合いを詰めて組み付くとダブルアンダーフック。外掛けでテイクダウンを狙ったがすかされ下になる。ネルソンが上からパウンドを入れるが、バーンズは下から足に絡みつく。ホーン。

両者まだ様子見。打撃のヒットは微差でバーンズ。最後のテイクダウンはそこまで影響はなさそうだが。

2R。サイドキックを入れるネルソン。飛び込んでジャブ連打ヒット。ネルソンが前に出てケージに押し込む。一度離れたがアッパーを打ち込みまた押し込むとダブルアンダーフック。離れたバーンズ。ネルソンタックル。スタンドでバックに回った。ケージ際でバーンズがオーバーフック払腰で投げた。立ち際に飛び膝!ネルソンのタックルをがぶるとアナコンダをセット。しかし時間がないと見て解除して上になるとパウンド・肘を落とす。ホーン。

2Rバーンズ。

3R。スピンキックを放つバーンズ。ジャブ。ケージ際のネルソンに飛びつくバーンズだが、ネルソン交わしてまたバックを取る。ケージで正対したバーンズ。クリンチからのパンチの打ち合い。離れたネルソンがまたタックル。押し込んだ。バーンズちょっと疲れが見えるか?ネルソン離れた。ローをけるバーンズだがネルソンまた押し込み。肩パン。入れ替えてタックルに入ったバーンズ。残り40秒でテイクダウン。バックに回ってチョークを狙ったがネルソンすぐに反転して立つ。押し込んで膝を入れるバーンズ。タイムアップ。

判定三者29-28でバーンズが2試合連続でウェルター級ファイター狩りに成功。