UFC ON DEMAND(http://video.ufc.com/content.aspx?cbid=9177)によるネットPPV観戦です。
画面サイズはこれくらい
http://www013.upp.so-net.ne.jp/pancrase/UFC72.gif
フルスクリーンも可。画質はテレビとくらべたら多少落ちるが(VHS程度)動きは非常に快適。今のところ途中で切断されたりはない。でも約5000円はちょっと高すぎる・・・。
スミスハーマンが金網に詰めて首相撲から膝。テイクダウン。インサイドからパウンド・肘。ハーマンスミス、肘で顔面をカット。ドクターチェック。再開。残り1分でハーマンスミスがスイープ。インサイドからなんとアキレス腱固め。が、抜けられバックを取られる。スミスハーマンがチョークに行き前に落ちたところで1R終了。
スミスハーマンが金網に詰めるとハーマンスミスがフロントチョークに捕らえる。抜けた。また肘。よそ見してたらチョークでタップアウト。
ここで大どんでん返し。ハーマンとスミスを勘違いしていたことが判明。勝ったのがハーマンだった。実況が英語だとこういう勘違いが起きます(気づけよ)。
UFC73の宣伝。ノゲイラもけっこう大きく取り上げられていた。
タイソン・グリフィンvsクレイ・グイダ
去年ジョシュ・トムソンに勝ち、ギルバート・メレンデスには2-1のスプリット判定で破れているグイダ。去年修斗に来た時は遠藤雄介に1R腕十字で破れているが。
タイソンのミドルをキャッチしたグイダがテイクダウンを狙うが、タイソンはフロントチョークへ。浅い。金網によりかかって立ち上がる。タイソンがスタンドでバックを取った。グイダは股下から足を取り膝十字狙い。抜けてタイソンが金網に押しつける形に。パンチの打ち合い。タイソンちょっと効いたか。しかしパンチラッシュで反撃。グイダがテイクダウンを狙ったところで1R終了。
また足をキャッチしてテイクダウンを狙うグイダだが、グリフィンは堪える。腰が重い。離れて打撃戦。グイダはまた片足タックル。タイソン、なんとジャーマン。グイダに堪えられて潰されたが。バックを奪う。グイダは膝十字へ。ボディパンチで抵抗するタイソン。タイソン、今度はヒール。抜けてグイダがバック。チョーク狙い。タイソンが立ち上がるが、おんぶチョーク。入ってはいない模様。タイソン亀に。そのまま2R終了。
UFCらしからぬグラウンドで激しく動く攻防。タイソンがパンチで攻める。グイダはまたシングルテイクダウン。がぶるタイソン。しかしグイダがバックにまわる。タイソン、またヒール。抜けてグイダが上。ハーフガード。タイソン、また足関へ。抜ける。グイダはこつこつパウンドに切り替える。ラウンド終盤にラッシュ。ブザー。
最後はグイダが取った感じ。エディ・ブラボーの採点は29-28でグイダ。でも1,2Rはけっこう微妙だった。判定2-1でグリフィン。ブーイングが飛んでる。最後はグイダの印象があるからだと思うが、トータルで見たらどっちになってもおかしくなかった。UFCでは珍しいグラウンドで動きがある攻防で、日本でやっても受けるだろう。向こうでは打撃戦の方が沸いていたけど。
ジェイソン・マクドナルドvsローリー・シンガー
シンガーは大晦日に岡見に負けている選手。マクドは3月にフランクリンに負けている選手。今日のメインで対戦する二人に負けているもの同士。マクドが金網に詰めてテイクダウンを狙う。堪えるシンガー。首相撲からのヒザ連打を入れるが、シンガーが浴びせ倒してテイクダウン。マクドガード。マクドがしたから蹴り離し、スタンドへ。もつれ合った状態からシンガーがテイクダウンを奪いマウント。バックに移るが、マクド反転でガードへ。マクドはアミール(背中越しに片腕をホールドして殴る)で攻めるが、ローリーが三角に捕らえる。極めるに至らずブザー。
なんか静かな試合。ブーイングも歓声もない。マクドがまたテイクダウン。盛んにアミールを狙う。インサイドからこつこつパウンド。マクド、パスして完全なマウント。パウンドラッシュ。レフェリーストップ。静かに沸いた。
ここでまたUFC73の煽りV。ティトvsラシャード・エバンス、タイトルマッチのアンデウソンvsマーコート、シャークvsフランカに次ぐ扱いでノゲイラのUFCデビューが押されている。映像は当然PRIDEのもの。以前、ミルコのPRIDEの映像を無許可で使ってDSEに差し止められたことがあったが、今はそういうこともないのだろう。
フォレスト・グリフィンvsヘクター・ラミレス
UFC1戦1敗のラミレスがなんでセミ?人気者グリフィンは、山宮と引き分けたことのあるキース・ジャーディンにUFC初の一本負けを喫して以来の再起戦。ラミレスがテイクダウン、パス狙い。蹴り離してスタンドへ。金網に詰めてパンチで攻めるグリフィン。ラミレスのパンチも少し入っている。グリフィン優勢ながらも安心は出来ない展開。そのまま激しくない打撃戦で1R終了。
グリフィンの金網に詰めてのパンチラッシュで会場はもの凄く盛り上がっているのだが、KOできそうな感じもないし、はっきり言って退屈。打撃は全部ガードの上だし。グリフィン、どうもやりにくいのか間合いをはずすことが多い。2R終了。一方的というわけでもないが、ここまではグリフィンか。
3Rも一見派手だがKOの予感が全くない打撃戦で終了。判定3-0でグリフィン。なんでこんなに盛り上がるのかわからん。向こうじゃTUFが中継されているから知名度が違うのか。
フランクリンvs岡見の煽りVが流れている。始まるようだ。
両者コール。岡見も結構声援があった。ブーイングもあったけど。
牽制のパンチの打ち合いで様子をうかがう。プレッシャーをかけるリッチ。岡見は詰められるとすぐ距離を取る。金網に詰められ、リッチの両差し。岡見はかんぬきで堪える。ブレイク。カウンター狙いの岡見。1R終了。緊張感のある攻防だが、場内からはブーイングも。あまり差はなかったが、マストでつけるならリッチだろう。
岡見少し前に出るようになった。中盤、タックルに行くがリッチに受け止められ、差し替えされてまた両差しとなる。金網まで下がって堪える。ブレイク。スタンドでの見合いが続く。攻めているのはリッチ。2R終了。ブーイング。
岡見、ダメージはないが、ここまで確実に1Rも取れていないので、勝つには3RKO狙いで行くしかない。
カウンター狙いから組み付いてきたリッチを受け止めた岡見。外掛けテイクダウン成功!サイドについている。マウントを狙う。完全なマウント。パウンドを入れていくが、弱い。リッチがエビでガードに戻す。岡見はフロントチョークへ。これはやや苦し紛れか。抜けてしまう。リッチがバックに。岡見は桜庭ロック狙い。倒れ込みながら腕絡み。決まりそう。前転して抜けようとするリッチ。まだ狙える。が、抜けた。リッチが上からパウンド狙いの中でブザー。
3Rは完全に岡見だった。
ブラボーは1,2Rリッチ、3R岡見で29-28。それが妥当だろう。
3者29−28でリッチ。岡見は攻めが遅すぎた。パンクラスみたいにマストじゃない判定なら30-29で勝っている内容なのだが。1,2Rだってはっきり落としている内容でもないのに。アームロックは極まりそうだったし、勝てない試合ではなかった。
時間が余ったのでアンダーカードを放映中。
デイビスがパンチでダウンを奪い、パウンドで追い打ちしてKO勝ち。