格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★2003年ベストバウト

1位 ×ミルコ・クロコップ(2R、腕十字)アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ
(11/9 PRIDEミドル級GP決勝大会)
 1R、打撃でボコボコにされて虫の息だったノゲイラが、2Rに逆転勝利。3月にヒョードルに負け、8月にはリコに薄氷の判定勝ちも、しょっぱい試合と評価はさんざん。ヒョードル戦の前までは世界最強の選手だったのが、この2戦だけで「もう終わった選手」扱いされていた。そういう意味でも崖っぷちからの大逆転。
2位 ○ヴァンダレイ・シウバ(2R、判定)吉田秀彦×
(11/9 PRIDEミドル級GP決勝大会)
 試合自体は、自分はシウバの圧勝だったと思っているので、それほど評価はしていない。が、この一戦に至るまでのテンションの上げ方が最高だった。これが大晦日のホイス戦の後だったら、全然盛り上がらなかっただろう。
3位 ×菊田早苗(3R、KO)近藤有己
(11/30 PANCRASE両国大会)
 この試合は、5月の横文での第一戦とセットで。この対戦も、試合までの盛り上げが良かった。そして期待に違わぬ熱戦に。その続きとなった11月の両国大会では、異常に進化した近藤の強さに驚かされた。
4位 ×アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(判定)エメリヤーエンコ・ヒョードル
(3/16 PRIDE25)
 当時世界最強と言われていたノゲイラが、あんなに一方的に敗れるとは、信じられなかった。
5位 ○石川英司(2R、TKO)桜井隆多×
(5/5 DEEP9th)
 それまで地味だった石川が開花した一戦。両者がアグレッシブに攻めまくって、意地と意地のぶつかり合いになった。
6位 ×桜庭和志(判定)アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ
(12/31 PRIDE男祭り)
 敗れはしたものの、桜庭の底力を見た試合。緊張感があった。
7位 ×近藤有己(3R、チョークスリーパージョシュ・バーネット
(8/31 パンクラス両国大会)
 20kgの体重差をものともせず、ジョシュ相手に真っ正面から向かっていった近藤に感動。
8位 ×アルバート・クラウス(2R、KO)魔裟斗
(7/6 K-1 WORLD MAX
 これはWORLD MAXトーナメント自体に。色物の見せ物ショーになり下がったK-1の中で、唯一の清涼剤のような大会だった。魔裟斗の次の試合はロートルボクサーだったが・・・。
9位 ○桜井”マッハ”速人(判定)上山隆起×
(3/4 DEEP8)
 マッハ復活祭。無名の外国人にまで敗れ、もう終わったかと思われていたマッハが、新天地一戦目でかつての強さを取り戻した。再びマッハ時代がやってくるかと思われたが、9月に伏兵長南に敗れる。
10位 ×カーロス・ニュートン(1R、KO)アンデウソン・シウバ
(3/26 PRIDE26)
 テクニカル&スピーディーな、中量級の面白さの見本のような試合。

思いつくままに書いたので、抜けているものもあるかも。リアルタイムで見られず、結果を知ってから見たものは評価が低くなっています。